アメリカの「Nおじさん」に会ってきた
SEMAショー取材のため渡米しているホンダスタイル編集部ですが、
開催地であるラスベガスへ行く前に、ロサンゼルスで会いたい人がいました。
それがこのティムおじさん。ティム・ミングスさんです。
ホンダが1967年に発売した「N360（通称Nコロ）」は、北米では排気量を拡大し
「N600」として発売したのですが、ティムさんはその第１号車を発掘。
N600やZ600のレストアを専門に手がけるメカニックであるティムさんは、
自身が膨大にストックしているパーツを使ったり、自身でエンジンOHしたりして
みごとにN600の第１号車をレストア。
先日に開催されたJapanese Classic Car Show（JCCS）の会場で披露されました。
その作業スペースにお邪魔してみると、本当に町工場の片隅といった感じ。
「俺ひとりが作業するスペースがあれば充分さ」と語るティムさん。
じつはヒストリック・モーターサイクルの熱狂的なファンでもあり、
仕事のあいまに（どちらが本業かは笑顔でかわされたが）触っているそう。
ティムおじさんのN600/Z600に懸ける想いやレストア作業のエピソード、
楽しくも激しいホンダ・モーターサイクル・ライフやその他の愛車の数々など、
たっぷりとお話を聞いてきたので次号ホンダスタイルをお楽しみに！
なおレストア作業を終えたN600 第1号車は、アメリカホンダ本社近くにある
ホンダ・ミュージアムに展示されているとのこと。
日時など条件次第では実車の見学も可能と思われるので、
ぜひ問い合わせをしてみよう。
Honda Museum
19988 Van Ness Ave, Torrance, CA 90501
