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【動画】ロードスポーツ唯一のBIG2スト


NS250R/Fに続き、当時のビッグ2スト人気に応えるかたちで1985年に登場したNS400R。エンジンは新設計の水冷2ストロークV型3気筒で、排気量はフルスケールに少し足りない387ccを搭載した。

NS400Rは、当時のワークスマシンであるNS500からのフィードバックも反映され設計されたが、エンジンレイアウトはNS500とは異なり前方に2気筒、後方に1気筒という配置。フロントカウルやシートカウルの形状はNS250Rとほぼ同じとされた。最高出力59PS/8500rpm、最大トルク5.1kg-m/8000rpmは文句ナシのパワーだったが、どちらかというと低中速域での高いトルクによる扱いやすさも印象的だった。

タイヤは当時の流行だったF:16インチ、R:17インチで、軽量なコムスターホイールを採用したこともあって400ccとは思えない軽快なハンドリングも魅力だった。

カラーリングは2種類で、当時WGP参戦チームのワークスカラーであったロスマンズのほか、ホンダ伝統のトリコロールカラーもラインナップ。カウル部の黄色は当時のゼッケンスペースを連想させる

カラーリングは2種類で、当時WGP参戦チームのワークスカラーであったロスマンズのほか、ホンダ伝統のトリコロールカラーもラインナップ。カウル部の黄色は当時のゼッケンスペースを連想させる

近年は中古車市場でもタマ数が激減しており、稀に見かける車両は高額な価格設定となっていることも多いNS400R。大排気量の2ストローク・エンジン搭載車は恐らくもう世に出ることはないだけに、唯一無二の存在といえる。

(text:佐橋健太郎)