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新型CR-Vはハイブリッドのみ日本市場へ!?

2017年10月27日より一般公開がスタートする「第45回東京モーターショー2017」。ホンダは次世代のスポーツEVコンセプトをはじめ、様々な車種を出展予定だが、「市販予定モデル」と紹介される車種のなかに、ちょっとだけ懐かしい車名がある。それが都市型(アーバン)SUVの先駆けとも言えるCR-Vだ。

1995年に発表されたCR-Vは、当時のホンダが展開していたクリエイティブ・ムーバーシリーズの第2弾として登場。スタイリッシュな外観デザインと実用性に優れた装備を持ち、今や世界中で人気となっている都市型SUVの先駆け的なモデルだ。現行モデルは5世代目となり、世界160カ国以上で販売される世界戦略車となったけれど、当初は5ナンバーサイズだったボディは年々拡大したこともあって日本市場からは姿を消していた。

そんなCR-Vには、5代目にして初めてハイブリッドモデルの設定が発表されたが、どうやら日本市場へもCR-Vハイブリッドの導入(復活?)が正式決定となった模様。搭載されるのはオデッセイやアコード、さらにステップワゴンに搭載される2モーター式ハイブリッド「SPORT HYBRID i-MMD」で、FF車だけでなく4WD車もラインアップされる。このあたりは都市型SUVの先駆けであるCR-Vならではと言える。もちろん、最新の安全運転支援技術「Honda SENSING(ホンダ センシング)」も標準装備だ。

2016年10月に、メインマーケットである北米市場でデビューした現行CR-V。5世代目のモデルは新世代シャシーや新搭載の1.5リッター・ターボが高い評価を受けているが、日本市場にはハイブリッドSUVの弟分としてヴェゼルが存在し、ファミリーユースを狙ったミニバンには、ステップワゴンやフリードといったハイブリッド車が存在する。身内の強力なライバルに対し、新型CR-Vハイブリッドは市場にどのように受け入れられるのか、正式発表に注目だ。

(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)