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【リア’s レポート】SUPER GT Rd.7(タイ)予選2


午後の予選開始時間には雨は止んでいたものの、コース上には水はけの悪い箇所が目立地ました。通常の予選Q1では、20分間のセッションのうち、残り8分ぐらいに一斉にコースインするのが「いつもの風景」ですが、今回はチャーン・インターナショナル・サーキットで初のウェット路面ということもあり、Q1開始と共にコース上に全車がコースインしました。

#64 EPSON Modulo NSX-GTはベルトラン・バゲット選手、#100 RAYBRIG NSX-GTは伊沢拓也選手。朝の走行でも好調だった17号車KEIHIN NSX-GTがトップタイムを更新すると、残り4分頃から次々とタイムが更新されていきます。

#64 EPSON Modulo NSX-GTはギリギリまでカットラインの9番手を走行していましたが、チェッカー直前に7番手タイムを出しQ2進出を決めました。#100 RAYBRIG NSX-GTの伊沢選手はQ1突破とならず、13番グリッドから決勝レースに挑みます。

Q2に進出した8台のマシンのうち、NSX-GTは3台とホンダ勢が好調を感じさせるなか、Q1終了と同時に大粒の雨が再び路面を濡らし、12分間のQ2はセミウェットコンディションで行われました。#64 EPSON Modulo NSX-GTの松浦選手は、最後にコースイン。あちこちにウェットパッチの残る「トラップだらけのコース」にスリックタイヤで挑みました。

このコースコンディションで好調だったのはブリヂストンタイヤ勢で、#64 EPSON Modulo NSX-GTは5コーナーなどでグリップを感じられず苦しい展開。そんななか松浦選手はアタックを続け、決勝レースは8番グリッドからの出走が決定しました。

GT500で唯一のダンロップタイヤユーザーである#64 EPSON Modulo NSX-GT。このタイでは初めてのウェットコンディションでしたが、持ち込んだウェットタイヤとの相性は悪くなさそうです。

「Q1はウェットタイヤのハードタイヤを選んでアタックしましたが、もしかしたらソフトを選べばもっと上位にくい込めたかもしれません。しかしQ2に進出するには十分な結果でQ1はタイムを出す事ができました」(バゲット選手)

「Q2のダンプコンディションが残るコースでは、なかなかグリップ感を感じる事が出来ず8番手という結果になりました。もしウェットタイヤでいけるコンディションであれば、もっと上位を狙えたかもしれません」(松浦選手)

天気予報によると、決勝レースが行われる10月8日も不安定な天気は続きそう。しかもタイの特徴か、雨が降り続くのではなく、雨が止んだ後は急速に晴れてくるので、あらゆる状況に迅速に対応できるチーム力が試されるレースとなりそうです。

2017 SUPER GT 第7戦(チャーン・インターナショナル・サーキット)予選結果
1位 #37 KeePer TOM’S LC500 平川亮/N.キャシディ
2位 #12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信/J.マーデンボロー
3位 #17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史
4位 #6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/A.カルダレッリ
5位 #38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明
6位 #8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/小林崇志
8位 #64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮
12位 #16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐
13位 #100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/伊沢拓也

(TEXT:Leah MIZUMURA 水村リア)