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【動画】Moduloの「機能に基づいたデザイン」を実感!

2017年シーズン、SUPER GT GT500クラスで#8 ARTA NSX-GTをドライブし、3度のポールポジションと1度の優勝を飾るなど、名実共に日本のトップドライバーのひとりである小林崇志選手。サーキットではコンマ数秒を削りとるスピードの世界で戦いつつ、プレイベートでは愛車S660をコツコツと手を入れて楽しむ「クルマ好き」の一面も見せる。そんな小林選手の愛車S660に、今回はModuloのエアロパーツを装着!

前回記事では、愛車S660にModuloサスペンションとブレーキローター、ブレーキパッドを装着した小林選手。その後はすっかりスポーツ走行にハマったのか、運転席にはフルバケットシート、さらにロールケージまで装着する力の入りよう。

さて今回装着したエアロパーツは、Moduloのフロントフェイスキット、リアロアバンパー、そしてアクティブスポイラーの3つ。取材場所は前回と同じく、1周1500m/13つのコーナーで構成されるTSタカタサーキット。取材当日はあいにくの雨。完全なウェットコンディションでの走行となった。

Moduloのアクティブスポイラーは70km/hになると自動で上昇するが、まずはスイッチをキャンセルし、下げたままでコースイン。数周を走ったのち、今度は通常のセッティングで走行。コースインのときこそスポイラーは収納されているが、最初のストレートで上昇した後は上がりっぱなしとなる。

「ここTSタカタサーキットでは特に最終コーナーの安定感が段違いに良くなります。最終コーナーはドライだと3速全開でいけますが、雨だと3速は変わりませんが限界を右足で探りながらの走行になる。だからこそアクティブスポイラーの効果がはっきりわかりますね」

レーシングドライバーとしてサーキットでマシンを走らせているだけに、エアロパーツの機能性・重要性は誰よりも理解している小林選手。しかし自身の愛車には、これまで外装チューンなどを施すことは多くなかったそう。それはスポーツカーだからこそ、マフラー交換やエアロパーツ装着により「目立つ」ことは控えめにしたいという思いがあるようだ。その点、通常時は収納されており速度に応じて上昇するアクティブスポイラーは、まさに小林選手の理想通りの製品といえそう。しかも明らかに体験できるほどの効果もある。

「安定性の向上というのは、速く走れるということ以上に、ドライバーの安心感が違います。そういう意味では、チューニングって安全性の向上にも繋がると僕は思います。運転している人が安心して曲がれて、きちんと止まれる。レーシングドライバーであり、またひとりのクルマ好きとして、そういうクルマ作りの重要性を伝えていけたらなと考えています」

小林崇志選手と愛車S660とのライフスタイルは、現在発売中のホンダスタイル88号でも詳しくレポートしているので、そちらもぜひご覧ください!

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S660の純正アクセサリーについては、こちらから!

PHOTO:Yukio YOSHIMI(吉見幸夫) TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎
取材協力:ホンダアクセス(TEL:0120-663521) www.honda.co.jp/ACCESS/