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【NOC20】Modulo Smile 安藤麻貴、レーシングドライバー目指す!?


2018シーズン、Modulo Smileとして大活躍中の安藤麻貴ちゃん。サーキットでは、レースクイーンとしての活動はもちろん、水村リアちゃんとステージMCをやったりと奮闘中。しかしModulo Smileとしては、Modulo製品を幅広く体験し、その素晴らしさをアピールせねば!

そんな想いから始まった安藤麻貴ちゃんの次なるチャレンジは、もっとモータースポーツを体験したい! というもの。もともとカートが趣味であり、プライベートではバンバン走っているという麻貴ちゃんは、すでに国内Bライセンスを所持している。しかしレンタルカート等でのレース経験はあるものの、4輪レースは未経験。

そこで今回は、ぜひ近いうちに4輪レースへ参戦するには必要となる「Aライセンス」取得にチャレンジしてきたのである。

国内Aライセンスとは、モータースポーツ公式戦へ参戦するための免許証のようなもの。日本国内においては、JAF(日本自動車連盟)が発行している。Aライセンスを受給するには、自動車免許証を持っており、かつJAFの会員になっていることが条件。そのうえで走行実績を作り、講習会を受講し、試験を受けて合格すれば取得することができる。

国内Aライセンスの取得自体は、レースの成績など関係はないため、取得する意欲と講習を受ける時間さえあれば(ちょっとした費用も)所持することがでいると言える。ライセンス講習会は国内主要サーキットで定期的に行われているので、各サーキットやJAFのウェブサイトをチェックしよう!

麻貴ちゃんはすでにBライセンスを取得しているので、今回はAライセンスへの「変更」となる。この変更では、JAF公式競技での1回以上の完走記録があり、国内サーキット走行の実技試験、レースに関する筆記試験に合格する必要がある。

今回は、TMAC(チ-ムマグナスオ-トクラブ)が主宰しているAライセンス講習会に参加。TMACの稲村政幸代表は「もっと多くの人にモータースポーツを楽しんでもらいたい」という考えのもと、脱落者を出さない親切丁寧な講義と、ライセンス講習会でも入賞賞品があったりと、さまざまな工夫を盛り込んだ講習会を開催している。

講習会自体は約半日のスケジュールで、場所は首都圏からのアクセスがよい筑波サーキット。今回は平日の開催ということもあってか参加者は14名と比較的空いていたが、週末に行われる講習会では、80名を超えるケースもあるとのこと。後述のようにコース走行もあるので、参加者が少ないことは走りやすさというメリットもある。

まずは、モータースポーツ全般のルールを座学でしっかりとお勉強。それこそ旗の意味から、装備品、車両のことから、コース内の事故にいたるまで、モータースポーツをやる人なら必ず知っておこなければならないことを、しっかり講義を受けて習得する。細かな休憩をはさみながら、ハンドブック、車両規則、法典H項の分厚い3冊の教材を読み込んでいく。

そして講義が終了した後は、筆記試験。このペーパーテストは3科目10問ずつのテストだ。100点×3科目で300点満点となるが、1科目でも80点以下となった場合は不合格となる。

筆記試験の次は、実際の走行、タイムトライアルと実技試験となる。この走行の前には実際に使用する車両を確認する車検も行われるなど、本番のレースさながら。走行自体も、事故なくしっかりとタイム計測が行われて走り切れればOKというもの。

そしてこのタイムトライアルでは、多くの車両が前走車の追い越しをしなかったということもあってか(場所取りがよかった?)、はたまた持ち前のスピードセンスを発揮したのか、なんと麻貴ちゃんは2位のタイムを記録(笑) まさかのJAF銀メダルにトロフィー、そして副賞の賞品をがっつりと持ち帰ることとなった。

実技走行は実際のレース形式で行われ、スタートはスタンディング式。SUPER GTなどで行われる、隊列を組んで走りながらスタートするローリング式ではなく、スターティンググリッドに各車が停車し、そこからシグナルによりスタート。予定時間中、走行を重ねることとなる。走行途中には、実際にはアクシデントが発生しなくともイエローフラッグが掲示され、フラッグの意味やそれに対する反応(追い越し禁止・車両は減速する)などをテストされる。

これらの走行を終えて、所定のレベルを超えれば合格、となる。もちろん、麻貴ちゃんも各フラッグポストから出された旗に従って走行を重ね、見事合格!! Aライセンス保持ドライバーとなった。

なお今回、Aライセンス講習会のためドライブしたマシンは、ご覧のとおりN-ONEオーナーズカップに参戦している89号車。昨シーズンは水村リアちゃんがドライブした車両である。エンジンはノーマルながら、車体にはロールケージが組まれ車高調整式サスペンションを備えるなど、車両の動きは市販車両に比べ格段にリニア。

そんな車両も軽々と乗りこなした安藤麻貴ちゃん。サーキットデビューの瞬間は、それほど遠くないのかも知れない??

(photo&text:Yoshiaki AOYAMA 青山義明)