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インディカー第12戦トロント、琢磨選手は7番グリッド獲得

2018年7月14日(土)、カナダ・トロントのストリートコースにて、インディカー・シリーズ第12戦の予選が行われた。

同じ北米大陸ながら、国境を越えカナダ・トロントの市街地コースで行われる第12戦。その公式予選において、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 MIジャック・パナソニック・ダラーラ・ホンダに乗る佐藤琢磨選手は7番グリッドを獲得した。

直前のプラクティスでは、トップタイム(非公式ながらコースレコード)を記録するなど、好調ぶりがうかがえた佐藤琢磨選手だけに、予選開始直前に降った雨により、路面コンディションが変化したことは残念。ポールポジションまたはフロントローからのスタートに期待がかかりましたが、マシンバランスは高く維持できているようなので、決勝レースに期待がかかる。

決勝レースは7月15日(日)、午前中にプラクティスを行ったあと、午後3時30分(日本時間7月16日午前4時30分)に決勝レースがスタートする。

佐藤琢磨選手コメント
「今週末を通じて僕たちは非常にコンペティティブです。ただし、予選は少しトリッキーな展開でした。セッションが始まったときはレイン・コンディションで、その後ダンプとなり、続いて路面は乾いていきました。僕たちは他のチームとは異なる戦略を選択し、最初は新品のレッドタイヤを装着、セッションの途中で耐久性が高いと期待される新品のブラックタイヤに履き替えました」

「1セット目の新品タイヤを履いたときには、軽いデグラデーションが起きました。この時点ではまだ霧雨が降っていたようなので、自分たちが考えるほどコンディションは改善されていなかったのかもしれません。柔らかめのレッドタイヤは、当初のグリップはよかったものの、予選ではわずか1/10秒が足りずに6番手になれず、ファイアストン・ファスト6に進出できませんでした。これは残念でしたが、少なくとも僕たちはチャレンジをしました」

「僕たちにわかっているのはレースカーが強力なことで、明日はいいペースを発揮できると期待しています」

(text:Honda Style magazine)