Honda好きが堪能できる、Hondaスピリッツ溢れる情報誌
  1. TOP
  2. MEETING
  3. ホンダの歴史を彩る60台の名車、ファンの前でデモ走行!

ホンダの歴史を彩る60台の名車、ファンの前でデモ走行!


2018年7月16日(海の日)、栃木県にあるツインリンクもてぎ南コースにおいて『ホンダコレクションホール開館20周年記念 市販製品特別走行』が開催された。

ホンダコレクションホールとは、1998年にツインリンクもてぎの敷地内に開館した自動車の博物館。国内外のモータースポーツ・シーンで活躍した2輪&4輪のレーシングマシンに加え、ホンダの社史を彩る2輪&4輪の市販モデル、汎用機器、さらにASIMOの歴史などが展示されている。


すべての車両は、基本的に動態保存(エンジンがかかり、走行可能な状態)で展示されるが、今回はホンダ創業期から2010年代の70年間の歩みを代表する車両約60台が、館内ではなく隣接するもてぎの南コースを舞台に一般に公開され、デモンストレーション走行が行われた。

当日は酷暑といわれるほどの非常に暑い一日となったが、早朝から多くのファンが、会場に詰め掛けた。

今回は特別走行ということで、ゲストライダー&ドライバーも搭乗。元HRCワークスライダーとして世界GPにも参戦し、さらに今年の鈴鹿8耐には桜井ホンダから参戦するレジェンド、伊藤真一選手。そして、現在「MORIWAKI MOTUL RACING」より全日本ロードレース選手権JSB1000クラス参戦中の高橋裕紀選手が参加。

ドライバーは「Modulo Drago CORSE」のチーム代表であり、ドライバーとしてSUPER GT GT300クラスに参戦する道上 龍選手。「KEIHIN REAL RACING」よりSUPER GT500クラス参戦中の小暮卓史選手の計4選手が参加した。

そしてもちろん、この動態保存イベントでおなじみの宮城光さん(元Hondaワークスライダー/ホンダコレクションホー レース車両走行テスト担当)もお昼の特別枠で参加した。

また、MCは国内主要レースで実況を担当するピエール北川さん。絶妙な掛け合いと、あおりで会場も大いに盛り上がった。

今回、実際に走行を行ったのは、初めて「Honda」の名が付けられた製品である「自転車用補助エンジン Honda A型」、最初の四輪車「T360」といった創業期の名車から、今でもファンの多い「ドリームCB750FOUR」、名車「シビック CVCC」、他にも「CB1100R」、「プレリュード」などなどホンダを代表する車両60台がデモンストレーション走行。

最後はMotoGPマシンのレプリカとして2015年に発売されたRC213V-S(欧州仕様)、そして燃料電池車クラリティFuelCellで締めくくられた。

また、走行が終了した後は、会場を移して、この日の特別走行を振り返るスペシャルトークショーが、ホンダコレクションホール オリエンテーション室で開催。最後には4選手のサイン入り色紙がじゃんけんで当たるといったプレゼントも行われた。


ここで、この大変貴重なイベントを「見逃した!」という方に朗報。なんとこのイベントはもう一回開催予定(走行車両は同一の予定)。その2回目は、2018年9月24日(月・秋分の日の振替休日)の10時〜16時。雨天の場合は翌日の9月25日に順延予定となっている。気になったらぜひ9月のイベントに出かけてみよう。

またコレクションホールでも、この開館20周年の記念展示も行われている。館内1階の展示エリアは「Honda 夢と挑戦の軌跡」という新展示にリニューアル。こちらはホンダの創業期を紹介するコーナーで、創業者の本田宗一郎さんの発想とその歩みを当時の時代背景とともにわかりやすく解説している。

また、9月12日(水)までの企画展示では、リクエスト展示という形でル・マン24時間をテーマにした「栄光のチェッカーフラッグ〜ル・マン24時間レースに挑んだ日本車たち〜」という展示が行われている。表彰台を飾ったマツダ、トヨタ、日産、ホンダのマシンが勢ぞろいという、見ごたえのあるものとなっている。

(photo&text:Yoshiaki AOYAMA 青山義明)