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ポートランドの夜に地元ワインで祝杯!


2002年のCART/FedExチャンピオンシップ・シリーズ以来、久々の訪問だったポートランド。いまや『アメリカ人が住みたい街ナンバーワン』だったとは驚いた! 確かに綺麗な街だし、治安も良さげ。物価もまだ安いって話だけど、これだけ北だと冬は寒いだろうなぁ……。コロンビア・リバーの向こうはワシントン州で、その北はもうカナダという立地だから。

街の中心はコロンビア・リバーの支流のウィラメット・リバーの両岸。オレゴンは太平洋に面した州だけど、ポートランドは70〜80マイルほど内陸にある。

川の街って、橋に交通が集中するから渋滞を引き起こしがち。ポートランドも朝夕は結構な交通量だった。でも、まだ人口が少ないことでギリギリセーフのレベルにある様子だった。

小綺麗で小ぢんまりしたダウンタウン。高層ビルとかが少ない東岸、空港の南側に広がる住宅街が、モントリオールとかサンフランシスコっぽい佇まいで、こちらにいいレストランやバーがかなりあるとわかった。

街の人気店と聞いて行ったピッツェリア。肉好き用のハーフ&ハーフをオーダーし、大満足

で、今回はピザに挑戦。連れの食習慣として『出先の基本はメキシカン』というのがあるので、今回も一晩はそれになった。シーフードやエスニック系がダメだから選択肢は広くない。

決勝レースが行われた日曜日の夜は、佐藤琢磨選手優勝の祝勝会に……行きたかったところだけれど、原稿が忙しいんでハンバーガーをテイクアウト。帰りがけに見つけたタケリア(=タコスの店)は「行列ができる店」のようだ。こっちは来年トライしよう。

ラベルの文字の大きさに出てるね、「オレゴンはピノ・ノワールに自信あり!」って

オレゴンはワインの産地としても名を馳せ始めている。ポートランドの少し南にワインを育てるのに適したエリアが広がっていて、ぶどうはピノ・ノワールって種類がメイン。『ライバルはフランスだよ! しかし近頃じゃウチらの方がスコアがいい』と、地元民は胸を張ってた。

そして北隣りのワシントン州も、ワイン造りで奮闘中。面白いのは、たしかに大きな川ではあるけど、それを一本挟んだだけなのにワシントンの気候はキャベルネ・ソービニョン種に合っているってところ。「カリフォルニアにも負けてませんよ」と、こちらも自信満々だった。

そんな話を聞いたら、両方飲んで見ないワケには行かないでしょ。で、買いましたよ、1本ずつ。オレゴンのはスーパー(オレゴン州の)に並んでたヤツだったけど、フツーに美味しかった。

荒れ模様の空、崖に一本だけ立っている木……というアートなラベルが目を引き、お店の人にも勧められて買ったワシントン産キャベルネ・ソービニョン

今回はワシントン州のホテルに宿泊したんだけど、目の前にたまたま見つけたショップでちょい奮発して買ったワシントンのワインは、ラベルがアーティスティックでしょ? 

決勝レースの翌日、移動先のサンフランシスコのホテルで、佐藤琢磨選手の優勝を祝って飲んだんだけど、彼の今回の勝ち方と同じで、とても豊かな味わいだった。

(text:Hiko AMANO 天野雅彦)
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