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Enjoy Hondaに、市販型『S660ネオクラシック』が登場!


ホンダの軽スポーツ・S660の外装部品をまるっと交換し、まったく異なるイメージのスタイリングを作り上げた『S660 Neo Classic(ネオクラシック)』が、いよいよ市販される。

正確には車両そのものをコンプリートカーとして販売するのではなく、フェンダーや前後カウルなどがセットとなったボディキットを、オートテラス城北(埼玉県)、オートテラス鈴鹿東(三重県)、オートテラス筑紫野(福岡県)の3店舗のみで販売となる。

市販の発表以降は初披露とあって多くの注目を集めていた

また販売方法もキット単体での販売ではなく、中古車をベースに3店舗が塗装や取り付けを行って完成させた車両を販売するか、あるいはすでにS660を所有するオーナーが自車を前述のオートテラスに持ち込んで、塗装および装着作業を依頼するかたちとなる。

そんなS660 Neo Classicが、9月8-9日に岡山国際サーキットで開催されたEnjoy Hondaの会場に展示された。2016年の東京オートサロンで発表された「S660 Neo Classic Concept」、それを発展させた「S660 Neo Classic Prototype」がこれまで全国各地で展示されてきたが、市販型のお披露目は初とあって、あいにくの天候にも関わらず多くの来場者の注目を集めていた。

丸を基調としたテールレンズは、それまでの同径2連タイプから、ブレーキ&ウインカーとバックランプの異形2連タイプに変更された

基本的なデザインは「Concept」「Prototype」を受け継いでいるが、市販化にあたりすべてのデザインを修正。キット装着にあたり全長や全幅といった数値はほとんど変わらず、自動車検査証(車検証)の記載事項変更は不要。登録車名も元のS660のままとのこと。

展示車両のリアバンパー下部はシルバーに塗り分けされているが一体式

リア周りのデザインは一新され、テールライトの形状は異径2連タイプに変更され、位置も微修正。それまでルーフ部分に装着されていたハイマウントストップランプは、リアバンパー上部に変更。左右のリフレクター形状も見直しがなされた。マフラーはもちろん純正品がそのまま使用可能となる。

エンジンカウルはハメ込みタイプのリアウィンドウを持ち、エンジン上部の位置に設けられたスロットは純正の横向きから7連の縦スロットに変更されている。

最大の特徴である丸型ヘッドライトはN-ONEの純正品を流用

フロントまわりも左右フェンダー、フロントバンパー、ヘッドライト、グリル、フロントフードを交換することで雰囲気一新。ヘッドライトはN-ONE純正を流用しているのは従来どおりだが、衝突安全性能などを確保するため位置を微調整しているほか、ヘッドライトステーの部品を新規に製作している。

ベースモデルのS660から外観デザインを一新させるS660 Neo Classic(ネオクラシック)の価格は、外装キット一式が129万6000円。これはFRP製外装キットの無塗装での価格なので、実際には組み込み工賃と塗装がおよそ80~90万円(参考)となるため、ベース車両を持ち込んだ場合でも210~220万円からとなる。

オートテラスにて中古車をベースに製作・販売するコンプリートカーの場合は、これにベース車両の価格が加算されるため、中古車価格が150万円とすると360~370万円になる。軽自動車の車両価格としてはとびきり高価なのは間違いないが、そもそもこのテのカスタムモデルは、そのデザインや存在価値に納得した人が対価を支払ってオーナーとなるもの。S660 Neo Classic(ネオクラシック)の現車を目の前にしてみると、その作り込み精度の高さには驚かされる。

S660 Neo Classic(ネオクラシック)はすでに数件の問い合わせがあるとのことだが、その販売方法を含め、市場からはどのように受け入れられるのだろうか。正式な発売開始は2018年9月21日(金)となる。

S660 Neo Classic KIT商品情報サイト
https://www.honda.co.jp/ACCESS/S660NeoClassic/

ホンダユーテックのS660ネオクラシック特別サイトはこちら

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)