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2019年式USシビックに、イエローのボディカラーが復活!


イヤーモデル制を採用するアメリカでは、毎年9月には翌年式のモデルを発表・発売することが一般的。ホンダが世界戦略車と位置付ける現行シビックも同様で、現在発売中のホンダスタイル91号でもレポートしているように、すでに2019年モデルが発表されている。

現行モデルのシビックが北米市場に登場したのは2015年11月から。登場から4年めを迎えるにあたり、ユーザーがシビックに抱いている「アグレッシブでスポーティなデザイン」を、さらに進化させたマイナーチェンジとのこと。

2019 Honda Civic Sedan

外観では、フロントグリル上部のデザインを変更。これまでの3分割の開口部をひとつに繋げた形状とし、よりボディをワイドに見せる効果を狙っている。さらに従来のクロームメッキからピアノブラック塗装に変更したことで、凛々しさを感じさせるフロントマスクとなった。

2019 Honda Civic Coupe

またボディカラーには3つの新色が追加された。プラチナム・ホワイト・パール、モルテン・ラバー・パール(セダンのみ)、そして鮮やかなトニックイエロー・パール(クーペのみ)となる。

そして先進安全運転支援システム「Honda SENSING」は、2019年モデルから全モデルに標準装備。衝突回避・被害軽減ブレーキ、アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線維持支援システムなどの機能が加わっている。

注目は、シビック・セダンとクーペに「Sport」という新グレードが設定されたこと。従来は2リッターNAを搭載するLX、1.5リッター直噴ターボのEX/EX-L/Touring、そして同じ1.5リッター直噴ターボながら専用チューンされたSiというラインナップだったが、「Sport」は2リッターNAのみ。いわばベーシックモデルに設定されるスポーティグレードだ。

2018年モデルのシビックSiセダン。専用のセンター出しマフラーを備える

このシビックSportは、10スポークの18インチ・ホイール、専用デザインのリアバンパー、Siと同様の多角形センターエキゾースト、リアスポイラー(セダンのみ)などを備え、スポーティなイメージを強調している。エンジンは2リッター4気筒i-VTECで、最高出力は158hp/6500rpmを発揮する。

トランスミッションは6速MTとCVTの両方が用意され、車両価格はシビックSportクーペの6速MT車が2万1450ドル、CVT車は2万2250ドル。Sportセダンは6速MT車が2万1150ドル、SportセダンのCVT車が2万1950ドルとなっている。

またシビックの2019年モデルでは、ベースモデルのLXを除く全車に、タッチスクリーン式インフォテインメント・システムを搭載。視認性に優れた7インチ・ディスプレイを採用し、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応している。

2019年モデルのシビック・クーペのインテリア。乗車定員は5名だ

セダンもクーペもホイールベースは同じ106.3インチ(約2700ミリ)であるため、クーペの後席空間も充分な広さを誇る

現在、日本国内で販売されているシビックはセダンとハッチバックの2種類のみで、クーペは北米市場専用モデルとなっている。日本仕様のセダンは埼玉・寄居工場で生産が行われているが、ハッチバックはUK工場で生産を行う「輸入車」だ。

2019年モデルと同様のマイナーチェンジは、まもなく行われると思われるが、シビッククーペの日本市場導入に関しては、残念ながらあまり可能性は高くはない。

2019年モデルのシビック・クーペとセダン。ルーフラインは非常によく似ている

日本市場で販売されているシビック・ハッチバックも、イギリス・スウィンドン工場で生産され輸入販売される「輸入車」である。しかしスウィンドン工場では左ハンドル/右ハンドルの両方のモデルが生産ラインを流れているが、北米工場で生産されるシビックSiやSportは左ハンドルのみのラインとなる。かつてホンダ・オブ・アメリカが生産した左ハンドルのシビック・クーペが、正規モデルとして日本市場へ輸入販売された前例はあるが、現在はそれも考えにくい。

1998年式シビックVTi(サンライトイエロー)

シビックといえば、EGやEK世代のイエローのボディカラーが印象的というファンも少なくないだけに、ぜひ復活した「イエローシビック」もクーペだけでなく、セダンやハッチバックに設定した上で日本国内で見てみたいところだが……

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)