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【18SEMA】RSR Wheelsはシビック・タイプR専用18インチを装着!

ホンダ車の人気が高いアメリカでも、「タイプR」のブランド力は絶大だ。現行モデルのシビック・タイプR(FK8)は北米市場に初めて投入されたシビック・タイプRとあって、現地でも高い人気を誇っている。

そんなシビック・タイプR(FK8)をカスタムするにあたって、まずはホイールからと考えるオーナーも多いだろう。純正20インチ・ホイールは決して軽量とはいえないだけでなく、タイヤの選択肢も多くはない。

マフラーはセンター2本出しタイプに変更。パラシュート効果を防ぐべくバンパー左右には開口部が設けられた

そこでサーキット走行などを楽しむ”走り系オーナー”を中心に、注目を集めているのが18インチ化だ。245/40R18あるいは255/35R18というサイズであればタイヤ銘柄が豊富に選べるだけでなく、20インチと比べコストも抑えられる。

フロントバンパー左右も開口部とされ、下部にはスプリッターを装着

ただし現行シビックは、タイプRとハッチバック&セダンではP.C.D.が異なっており、ハッチバック&セダンが通常の114.3に対し、タイプRはより剛性の高い120という専用P.C.D.を採用。そのためホイールの選択肢が限られていた。

しかし2018年のSEMAでは、北米でのシビック・タイプR人気の高まりを象徴するかのように多くのメーカーが新作ホイールを発表。そのうちのひとつが、RSR Wheelsがリリースする『R903』である。

FK8型シビック・タイプR専用ホイールとなる「R903」。カラーは写真のBronzeとBrushed Titaniumの2種類をラインナップ

ROAD+STREET+RACEの頭文字から名付けられたRSR Wheelsは、それぞれのコンセプトに基づいたホイールを開発。なかでも軽量性や剛性に拘りぬいたのがRACEシリーズで、世界の高級スポーツカーにマッチするマグネシウム製またはアルミニウム製の鍛造ホイールを展開。この「R903」は、そのRACEシリーズの最新製品だ。

細身のスポークが軽量さをアピール。タイヤはフェデラル595RS-RRの255/35R18。奥に見えるブレーキローターはCQUENCE製

ブリリアントスポーティブルー・メタリックのシビック・タイプRに装着された「R903」は、18×9.5J +40。P.C.D.も120のみの設定と、実質シビック・タイプR専用サイズ。それだけにデザインもインセットもバッチリで、マイルドロワードされた車高と合わせて走りっぷりの良さを予感させる。

2017年9月の発売から1年余りが経過し、アメリカでもいよいよチューニング&カスタムが本格化してきた感のあるFK8型シビック・タイプR。今後の盛り上がりに目が離せない!

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)