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走りの質を高めた、VEZEL Modulo Xの登場に大期待!!

毎年1月上旬に開催される、カスタム&チューニングカーの祭典『東京オートサロン』。近年では自動車メーカーがブースを出展し新型車やアフターパーツを数多く発表しているが、いよいよ2019年の開催を目前に控え、ホンダでも展示予定車両のラインナップが発表された。

ホンダの純正アクセサリーパーツを開発・販売するホンダアクセスでは、ホンダブースにて車両展示を行うほか、ホンダアクセス独自のブースも出展。Modulo Neo Classic Racer(モデューロ ネオクラシック レーサー)を筆頭に、ほか4台のコンセプトモデルを出展する。

ステップワゴン・ハイブリッド Modulo X

そんなホンダアクセスが展示予定としている車両が、同社が展開する「Modulo X」シリーズのニューモデルたちだ。現在はS660 Modulo X/フリード Modulo X/ステップワゴン Modulo Xと、3モデルを新車ラインナップに並べてするが、2019東京オートサロンではハイブリッドが追加されたばかりのステップワゴン Modulo Xのほか、2台を展示する。なかでも最大の注目は、VEZEL TOURINGをベースにしたModulo X Concept 2019だろう。

1.5リッターVTECターボを搭載する「VEZEL TOURING」は2019年1月31日に発売予定だ

ベースとなっているのは、2019年1月31日に発売開始が予定されている「VEZEL TOURING」。シビックなどに搭載される1.5リッターVTECターボを搭載した、待望のスポーツモデルである。もっとも、ヴェゼルにModulo仕様のコンセプトモデルが発表されるのは、今回が初めてではない。ヴェゼルが発売されてまもない2014年の東京オートサロンには、VEZEL Modulo Conceptが出展されていた。

2014年の東京オートサロンに出展されたVEZEL Modulo Concept

もっとも2014年当時の出展車両は「Modulo Concept」であって「Modulo X」ではないため、2台を並べてみるとフロントバンパーのデザイン処理などにそれぞれの個性を見ることができる。約5年の時を経て登場した、VEZEL TOURING Modulo X Concept 2019は、5年分のデザインの進化とともに、1.5リッター・ターボ搭載により運動性能をさらに高い次元で鍛え上げたと予想される。

そのほか、S660 Modulo Xの最新モデル、Version 2019も展示予定。発表された公式画像を見る限り、大きな変更箇所はないように見受けられるが、はたしてどうなるだろうか。こちらの詳細も楽しみだ。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)