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【18SEMA】エンジンフードは「スケスケ」人気が再燃か!?


アメリカにおけるカーショーやミーティングでは、車両のフロントフードを開けて展示する姿が一般的。それはチューニング&カスタムのジャンルに関わらず共通していて、日本車をはじめとするインポートカーも、アメリカンマッスルも、ローライダーも、フロントフードを大きく開けてパワートレインをアピールする。

そのため近年では、エンジンルームをスッキリと見せるため配線類を隠すワイヤータックや、エンジンルーム内のサービスホールを埋めてスムージングするシェイブドベイといった手法が広まってきたが、いっぽうでフロントフード自体をクリア素材のものに交換し、エンジンルームを見せる手法も根強い人気を誇っている。

製品精度の高いカーボン製エアロで定評のあるKevTEC。フェンダーとのチリもしっかりと合っている

クリア仕様のフロントフード自体は、前述のワイヤータックやシェイブドベイより以前から存在していたが、その人気は隆盛と落ち着きを繰り返していると言っていい。そして何度目かのブーム到来を予感させるように、2018年のSEMAでは数台の装着車両が出展された。

2台並んで展示されたFK8型シビック・タイプRとFB型シビック・セダンは、ともにKevTEC製フードを装着。KevTECは2012年にタイで創業され、カーボン製パーツの開発・製造を得意とするエアロパーツメーカーだ。

ホンダやトヨタ、三菱など日本車用パーツを中心とするが、ハイラックス用やハイエース用のカーボン製フードなども用意されている点はタイ企業というお国柄か。実際にタイや隣国マレーシアでは、これらのクルマをベースにチューニング&カスタムされた車両も多く走っている。

カーボン製フードの一部に、クリアのポリカーボネート素材を組み合わせたハイブリッド・フードも存在する

そんなKevTEC社では、高い透明度を誇るポリカーボネート素材を採用した「クリアフード」もラインナップ。一枚モノのため軽量性はもちろん、弾力性に優れた素材であるため高い衝撃吸収力を持つことも特徴だ。

ただし剛性面では不利なことは否めず、基本的にディスプレイ用途となるため、カーボンフードの一部にポリカーボネート素材を使用し、フード自体の剛性を保ちつつエンジンルームへの透過性を両立させた「ハイブリッドフード」も用意されている。

美しく仕上げたエンジンおよびエンジンルームをアピールしつつ、ナイトシーンでは電飾によるライトアップなども楽しめるクリア・エンジンフード。カーボン製エアロなどと同様に、今後は定番人気のボディパーツとなるかも!?

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)