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【19TAS】このテもあったか! ライトSUV風味のシビック・バーサタイリスト

「楽しみ上手な家族の家」をコンセプトに、5台の展示車両を東京オートサロンに出展したホンダアクセス。なかでも『このテがあったか!』と思わされた、スタイリッシュなカスタムが施された1台が『CIVIC VERSATILIST(シビック・バーサタイリスト)』だ。

バーサタイリストとはあまり聞きなれない言葉だが、主にIT業界で使われ始めた言葉で「多機能」や「多様性」を備えた人物を意味するという。その言葉が与えられたこのモデルは、シビック・ハッチバックをベースに、都市部におけるONとアウトドアレジャーなどのOFFを両立できる性能とデザインを兼ね備えた1台を目指している。

その仕立ては、シビック・ハッチバックをベースにライトSUVの定番である車高アップと樹脂製フェンダーを装着したもの。サスペンションを変更して車高は純正から40mmアップし、グレーにペイントされたオーバーフェンダーを装着することでトレッドは30mm拡大。ホイールはヴェゼルRS用純正18インチを一部ペイントして装着している。

前後のオーバーフェンダーはそれぞれフロントリップ、サイドスカートと繋がったデザインとなっており、洗練された都会的なイメージを強調。さらにフロントドアには三角形状のモールが備えられている。

そのほかフロントグリルやサイドミラーが同様のグレーでペイントされ、ルーフおよびスポイラー、テールゲートはブラックで統一することで視覚的な効果も狙うなど、都会的なスタイリッシュさとちょっとした悪路も走ることのできる走破性を兼ね備えた「バーサタイリスト」に仕上げられた。

Excite Sporty(エキサイトスポーティ)アクセサリー装着車

Premium Sporty(プレミアムスポーティ)アクセサリー装着車

ホンダアクセスでは、すでにシビック・ハッチバック用にExcite Sporty(エキサイトスポーティ)そしてPremium Sporty(プレミアムスポーティ)というふたつの純正アクセサリーシリーズを展開しているが、バーサタイリストはそれに続くシリーズとしても展開が期待される。

フィット・クロススタイルパッケージ装着車

車高をアップさせるサスペンションの設定はハードルが高いかもしれないが、外装に関してはフィット・クロススタイルパッケージのような例もあるので、シビック・バーサタイリストもぜひ発売を期待したいアクセサリーだ。

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)