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【S耐】#97 Modulo CIVIC TCR、復活の3位(1)

シーズンもいよいよクライマックスが近づいてきた、今年のスーパー耐久シリーズ。約1ヶ月半のインターバルを挟んで行われた第5戦は、9月2日〜3日に、名峰・富士を望む富士スピードウェイで行われました。予選が行われた9月2日の土曜日は、台風15号の影響も少し心配されましたが、午後の予選が始まることにはすっかり青空が広がり、秋の到来を感じさせる気持ちの良い気候となりました。

今回のレースは、シリーズ最長となる10時間耐久という長丁場! その過酷なレースに挑む #97 Modulo CIVIC TCRのドライバーは、伊藤真一選手、幸内秀憲選手、道上 龍選手、そして中野信治選手の4名。

土曜日に行われた公式予選で、各A~Dドライバーが15分ずつのスティントを行い、Aドライバーの伊藤真一選手とBドライバー幸内秀憲選手、2名の合計タイムの早い順に決勝のスターティンググリッドが決定します。その結果、97号車は22番グリッド、98号車は18番グリッドから決勝を迎えル事となりました。

10時間となればレースに求められるのは、速さだけではありません。いかにマシンを労わる走りかたをするかだったり、ドライバー同士の相性だったり、色々な物が求められます。しかし、後者に至っては97号車・98号車ともに心配なさそうですね。

富士スピードウェイのピットボックス裏には、高校時代の部活動部屋を思い出させるようなドライバーさん達の控室がありますが、そこで8名のドライバーが待ち時間に談笑したり、お互いにレース攻略に当たっての作戦会議や情報交換をしたり……と、終始和やかな時間を過ごしています。

そして、9月3日・日曜日はいよいよ決勝です。10時間を制するのは一体どこのチームなのか……。とても楽しみです!

(TEXT:Yuko ASHIZAWA 芦澤裕子)