【本命登場】ステップワゴンAIRに待望の電動テールゲート装備の「EX」が新設定。SPADAにはブラックエディションも

ホンダは、STEP WGN(ステップ ワゴン)に新グレードの「AIR EX」と「e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」を追加し、5月16日から販売を開始する。

通算6代目となる現行ステップワゴンは、2022年5月に発売。プレーンな印象の「AIR」と、シックな佇まいを感じさせる「SPADA」という、それぞれ独自の世界観を表現した2モデルを設定し、シンプルでクリーンな印象を与える外観デザインや、ホンダ史上最大サイズを実現した室内空間、そして多彩なシートアレンジによる使い勝手の良さなどが好評となっている。

今回のモデル追加で注目したいのは、やはり「AIR EX」だろう。グレード名のとおりAIRの装備を充実させたモデルで、発売当初から要望の多かったパワーテールゲートや、2列目シート(キャプテンタイプ)のオットマン機構、トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナーなどが装備された。

さらに本革巻ステアリングホイールや運転席&助手席シートヒーター、全席USBチャージャー、ブラインドスポットインフォメーションなど、利便性・快適性の高い機能も追加されている。


e:HEV SPADA PREMIUM LINEに「ブラックエディション」が新設定

いっぽう、これまでの最上級グレードであった e:HEV SPADA PREMIUM LINEには、ブラックを基調としてより質感を高めた「BLACK EDITION」を新設定。その名のとおり、内外装にブラック加飾を用いてスポーティかつ精悍さを高めた最上級グレードとなっている。

e:HEV SPADA PREMIUM LINEからの変更点では、まず外観にブラッククロームメッキ加飾を追加。フロントグリルガーニッシュ、前後ロアーガーニッシュ、サイドシルガーニッシュ、テールゲートガーニッシュにブラッククロームメッキを採用した。

さらにドアミラーカバー、アウタードアハンドルをクリスタルブラック・パール仕上げとしたほか、脚まわりではホイールもBLACK EDITION専用デザインの17インチアルミホイールを装着。
切削クリア加工を施したPREMIUM LINE専用ホイールをベースに、全面にベルリナブラック塗装を施し、ホイールナットもブラックに変更。外観との一体感を高め、いっそう存在感のある佇まいを演出している。

新型ステップワゴンAIR/SPADAの車両価格は、1.5リッター直噴ターボを搭載するガソリンエンジン車が334万8400円〜406万3400円。2リッター4気筒と2モーターを組み合わせるe:HEV車は、393万8000円〜440万6600円となっている。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)