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新型CR-V、最上位モデルに『BLACK EDITION』を新設定。北米専売モデルで人気のグレードが国内仕様車に初登場

ホンダはミディアムサイズのSUV「CR-V」にマイナーチェンジを行い、最上位モデルとして「BLACK EDITION」を新たに設定した。

ダーククロームメッキ仕上げされたフロントグリル

このBLACK EDITIONは、車名のとおり内外装をブラックと基調としたカラーリングで統一したほか、アルミホイールも専用のブラック塗装とし、力強さや武骨さといったSUVならではの魅力をより際立たせている。

エクステリアでは、BLACK EDITION専用18インチ・アルミホイール(ブラッククリア塗装)のほか、BLACK EDITION専用エンブレム、さらにダーククロームメッキ仕上げされたフロントグリル、フォグライトガーニッシュ、ドアロアガーニッシュ、テールゲートガーニッシュを装備。

ヘッドライトエクステンションカラーがブラックに変更されるほか、スモークタイプのLEDリアコンビネーションランプを採用している。

ブラックで統一されたBLACK EDITIONのインパネ。写真はe:HEV EX

インテリアでは、BLACK EDITIONのロゴが配された本革シートを標準装備とし、ドアオーナメントパネル、インナードアハンドルなどをピアノブラック調塗装に変更。インパネの木目調パネルもブラック仕上げとされ、ブラックルーフライニングを備える。

BLACK EDITIONはガソリンエンジン車、ハイブリッド改めe:HEVの両モデルに設定され、乗車定員はガソリン車が5名(2列シート)または7名(3列シート)、e:HEV車は5名(2列シート)となる。駆動方式はいずれもFFあるいは4WDのいずれも用意される。

車両価格はガソリンエンジン車が377万4100円(FF/5名)〜 418万8800円(4WD/7名)、e:HEV車が433万8400円(FF/5名)〜 455万8400円(4WD/5名)。同仕様のベース車両に比べ、およそ40万円高の価格設定となる。

このBLACK EDITIONは、北米専売モデルであるSUVのパイロットや、ピックアップのリッジラインに設定され人気を集めているモデル。CR-Vは今や北米市場がメインマーケットというべき車種となっているが、現在のところBLACK EDITIONは設定されていない。

2020年モデル USホンダ・パイロット Black Edition

はたして今後、CR-V BLACK EDITIONが日本市場で人気を集め、北米や欧州、アジア地域でも設定されるのか注目したい。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)