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【動画】インディカー・シリーズ第3戦、ロードアメリカのダブルヘッダー(レース1)で佐藤琢磨選手は9位フィニッシュ

2020年7月11日、ロードアメリカでNTTインディカー・シリーズ第3戦のプラクティスと予選、そして決勝が行われ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 パナソニック/MiーJack ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨選手は9位で決勝レースを終えた。

プラクティスで17番手タイムの1分46秒9590をマークした琢磨選手は、予選のグループ2で8番手に相当する1分46秒5368を記録し、15番グリッドを獲得。決勝レースではスタート直後にザック・ヴィーチ(アンドレッティ・オートスポート)に接触されて22番手に後退するも、その後は9周目にアルタナティブ・タイヤに交換するとペースを上げ、2回目のピットストップを行うまでには15番手、3回目のピットストップを行うまでには12番手へとポジションを上げる。

3回目のピットストップを終えたあと、イエローコーションにより各マシンの差が縮まると、続くリスタートで佐藤琢磨選手は11番手までポジションをアップ。さらに終盤に起きたアクシデントでさらにふたつポジションを上げ、スタート順位から6ポジションアップとなる9位でチェッカードフラッグを受けた。

なお第3戦と第4戦は、土日それぞれ1dayレースのダブルヘッダーとなっているため、翌日の日曜日に第4戦が行われる。

佐藤琢磨選手コメント
「誰からも愛されるロードアメリカに戻ってこられて嬉しいです。予選は苦しい戦いとなりました。残念ながら自分たちが期待していたようなバランスにはならず、15番グリッドからのスタートとなりました。オープニングラップはひどい展開でした。サイド・バイ・サイドとなったときに押し出され、先週と同じように最後尾から追い上げる格好となりました」

「その後は、チームが素晴らしい戦略を考えてくれたおかげでもあって徐々に挽回していきます。途中でヘルメットのエアダクトが不調になりましたが、このときはひどく暑く感じられました。全体的にいって、明日のレースに活用できるとてもいいデータを収集できたと思います。明日、もう1度予選ができることを楽しみにしています。上位グリッドからスタートするチャンスがきっとあるでしょう」

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)