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【TAS22】ホンダアクセスが開発を手がけた「ヴェゼル e:HEV Modulo X」のコンセプトモデルを初披露【VEZEL】

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ホンダは「東京オートサロン2022」にて、アーバンSUVのVEZEL(ヴェゼル)をベースにした「VEZEL e:HEV Modulo X」のコンセプトモデルを展示した。

Modulo Xは、ホンダ車向け純正アクセサリーの開発・販売を手がけるホンダアクセスが手がけるコンプリートカー・シリーズで、2013年に先代N-BOXへ設定されて以降、これまで7車種が販売されている。S660 Modulo Xはまもなく生産を終了するが、現行モデルではフィットModulo X、フリードModulo Xが発売されている。

ヴェゼルは先代モデルにもModulo Xが設定されており、2世代にてModulo Xが設定される初のモデルとなる。新型ヴェゼルModulo Xは、他モデルと同様に専用開発されたエアロパーツ、サスペンション、ホイールなどを装着。質感の高い走りを実現しているほか、内装素材やデザインをModulo X専用とすることで、見た目や手ざわり性能の向上も図られている。

今回、東京オートサロン2022に展示されたのは、2モーター式ハイブリッド「e:HEV」を搭載するモデル。先代ヴェゼルでは、ガソリン車/ハイブリッド車の両車をベースとしたModulo Xが存在したが、新型ではe:HEVモデルのみとなるようだ。

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さっそく、ヴェゼルModulo Xの外観を見ていこう。これまでのModulo Xシリーズと同様、ヴェゼルModulo Xも専用デザインのフロントグリルや前後エアロバンパー、フロントグリルなどで独自のスタイリングを演出。テールゲートスポイラーは純正アクセサリーとして設定されているものと同じだが、開発初期よりModulo Xでの装着も考慮して設計されたという。

ホンダアクセスが展開するModuloブランドでは、「実効空力」というコンセプトを掲げてエアロパーツの開発を行っているのはご存知のとおり。この「実効空力」とは、各エアロパーツをデザインだけでなく機能性も兼ね備えた形状とすることがベースとなっている。

フロントバンパー下部に設けられたエアロスロープ。アンダーフロアの整流効果を高める

空力効果の高いエアロパーツ群の相乗効果により前後左右4輪の接地感を高め、ステアリングを握るドライバーはもちろんのこと、乗員全員が安心感を抱ける乗りごこちを実現。独自セッティングが施されたサスペンションとの組み合わせにより、ステアリング操作に対してリニアに反応するハンドリング性能と、落ち着きのあるオン・ザ・レールの走行安定性を両立した。

そのほか外観では、ベース車両ではブラック塗装となるフェンダーモールやサイドロアガーニッシュをボディ同色に変更。いっぽうドアミラーカバーやテールゲートスポイラーは、フロントグリルと同様にグロスブラック仕上げとすることでスポーティな印象を強めている。

ホイールは専用デザインの18インチで、タイヤはミシュラン製プライマシー4の225/50R18サイズを組み合わせる。そのほか詳細なスペックはまだ発表されていないが、このヴェゼル e:HEV Modulo Xは2022年内の発売を予定しているとのこと。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)