【備えが大事】新開発エンジンを搭載したハンディタイプ発電機「EU26iJ」が新発売。小型軽量ながらハイパワー！
ホンダは、軽量・コンパクトで携帯性に優れたパッケージングを両立させた新型ハンディタイプ発電機「EU26iJ」を、2022年3月17日（木）より全国のホンダパワープロダクツ取扱店にて発売する。
EU26iJは、定格出力2.6kVAの高出力ながら、ホンダ独自の正弦波インバーター技術による高品質な電気供給に加え、長期保管しやすい仕様とされたポータブル発電機だ。専用アプリによる利便性の向上などにより、国内の発電機市場において需要の高い業務用に加え、非常時への備え用など、多様な用途にも広く対応している。
握り幅約22cmの大型ハンドルに加え、新たに筐体の下にアンダーグリップを設定し、持ち上げやすさ・持ち運びやすさを高めた
発電機専用エンジンとして、新開発の「GX130」エンジンを搭載。高回転域における熱負荷を軽減する強力な冷却構造を採用したほか、オルタネーターに高い磁力特性をもつネオジムボンド磁石をホンダの発電機として初めて採用した。
また電子制御燃料噴射装置（フューエルインジェクション／FI）の採用により、2ステップの簡単始動を実現。メンテナンスの手間を軽減している。有効燃料タンク容量は約4.6リットルで、自動車用無鉛ガソリンを燃料とする。
また、リコイル操作で発生する電力のみでFIの起動を可能としたバッテリーレスシステムを採用することで、小型・軽量化と、それによる保管・車載・積載時の占有スペースの削減にも寄与。非常時への備えなどといった長期保管がしやすい仕様とした。
これらにより、重量はホンダの同出力クラスで最軽量となる26.5kg、燃費も現行モデルから約16％の向上を実現し、使い勝手が向上している。
専用アプリの「Honda My Generator」は、遠隔操作の容易さや洗練されたUIデザインが評価され、2021年のグッドデザイン賞を受賞している
操作性においては、専用アプリ「Honda My Generator（ホンダ マイ ジェネレーター）」が用意される。同アプリをダウンロードしたスマートデバイスと、EU26iJとをBluetooth®で接続することで、離れた場所からのエンジン停止や稼働状態の確認が行える。
そのほか下記の操作が可能となり、利便性が向上した。
・リモコン操作（エンジン停止、エコスロットルモードのオン／オフ）
・モニタリング機能（電力値、燃料残量、残り運転可能時間、オイル交換時期など）
・エラー発生通知
・その他機能（メンテナンス時期の表示、取扱説明書やメンテナンス方法の閲覧、ディーラー検索など）
ボディー四隅の角を落としたデザインを採用し、車載・運搬時の破損リスクを軽減。乾燥重量は26.5kgだ
災害時の非常用電源としても活躍することは間違いなしの、新型ハンディタイプ発電機「EU26iJ」。価格は39万8200円となっている。
（text：Kentaro SABASHI 佐橋健太郎）