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【ELEMENT】時代を先取りしすぎたアクティブビークル「エレメント」のオフ会を開催! 全ボディカラーが揃う盛況ぶり

2022年11月13日(日)、関西初のホンダ・ELEMENTのオフ会『ELEMENT SQUAD』が、兵庫県・神戸メリケンパーク駐車場にて開催された。

当日は朝8時すぎから様々なボディカラーのELEMENTが集まり、集合時間の9時には予定の17台が揃い、なんと新車発売当時にラインナップされた全色(サンセットオレンジ・パール、サテンシルバー・メタリック、ナイトホークブラック・パール、ガラパゴスグリーン・メタリック、ショアラインベージュ・メタリック)がすべて揃うという壮観なオフ会となった。

ナンバープレートから言うと、和泉、大阪、堺、神戸といった開催地近郊のほか、尾張小牧、高松、奈良、姫路、福山、岐阜、京都、滋賀など関西および中国・四国、さらに遠方では横浜からの参加者も!

参加したELEMENTオーナーは、それぞれ愛車談議に花を咲かせて盛り上がったが、10時過ぎから雨が降り始めたこともあり、集合写真を撮影した後に自由解散となった。毎年8月には、富士山の麓にある静岡県・朝霧高原にて恒例のELEMENTオフ会が開催されているが、来年の同イベントにて再会を約束して帰路についた。

ホンダ・ELEMENTは、2001年1月のデトロイト・ショー(NAIAS/北米国際自動車ショー)にてコンセプトモデルが発表され、2002年12月より北米市場で販売が開始された次世代アクティブビークル。生産はアメリカ・オハイオ州の工場にて行われ、日本市場へは2003年4月から”輸入販売”が行われた。

日本仕様のエレメント。モノグレード展開で、当時の車両価格は259万円だった

日本仕様は2.4リッター4気筒エンジンと4速ATが組み合わされ、駆動方式は4WDのみ。独特の左右観音開きドアや、タフなイメージを演出するべく外観に樹脂パーツを多用したスタイリングは、残念ながら当時の日本市場ではあまり受け入れられず、2005年12月に販売終了となった。

いっぽう北米市場では若年層を中心に高い人気を誇り、幾度かのマイナーチェンジを経て2011年まで生産が続けられた。残念ながら後継にあたる車種は開発されていないが、近年では日本市場でも中古車の人気が高まっており、上質な個体には150〜200万円というプライスボードが掲げられている。

(photo&text:Kazuhiro DEKI 出来和博)