【オーナー紹介】もしS660にタイプRがあったなら…をテーマに軽量化&吸排気系をチューニング! 操縦性能が大幅アップ
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2023年11月5日、ホンダ車だけの走行会「オンリーホンダチャレンジラン」が茨城県・筑波サーキットTC1000にて行われた。当日は軽自動車のS660やN-ONEから、現行シビック タイプRまでと幅広いホンダ車が集結! そんな「オンリーホンダチャレンジラン」に、愛車とともに参加したオーナーさんを紹介しましょう!
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奥様とともに「オンリーホンダチャレンジラン」に参加されていた鈴木和雄さん。スポーツカーが大好きで、S660も「いずれは欲しい」と思っていたところに生産終了の知らせを聞き、あわてて最終仕様であるModulo XバージョンZを購入したという。
もともとミッドシップらしいS660のスタイリングは気に入っていたが、納車されてみると、扱いやすいパワーと旋回性能は他のスポーツカーでは味わえない魅力であり、すっかりS660にハマってしまったそうだ。
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愛車のチューニングは「S660にタイプRがあったら…」というコンセプトに基づいており、外観は純正のイメージを活かしながらカーボン製パーツへ交換することで軽量化が図られている。なるべく純正形状に近いものをチョイスしており、ホンダツインカム製ボンネットや八千代工業製のハードトップとリアカウルを装着している。
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エンジン本体はノーマルだが、HKS製コールドエアインテーク、オートクラフト製インタークーラー、44G製ハイフローアルミパイプやインテークパイプなどで吸気系をチューニング。排気系はHKS製メタルキャタライザーと、R1チタンマフラーを装着。ECUはHKS製フラッシュエディターでマネージメントする。
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インテリアでは、シートを両席ともRECARO製SR-7に交換。ロングツーリング時の快適性や乗り降りのしやすさを考えてリクライニングバケットを選択した。カラーはModulo Xの専用内装色であるボルドーレッド×ブラックに合わせ、ブラック×レッドとしている。シートベルトはサベルト製4点式だ。
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ダッシュボード上には補助メーターが備わるほか、シフトノブは無限製のカーボンタイプに交換。ダッシュボードやセンターコンソールには社外品のカーボンパネルが装着され、スポーティなムードが高められている。
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脚まわりは、44GとBOLDWORLDが共同開発した車高調サス・Absolte DS NEXT SPORTS BOLDWORLD 44Gを装着。ブレーキキャリパーおよびローターはエンドレス製へと交換され、製動力とフィーリングアップを実現している。
このブレーキキットはModulo Xの純正ホイールをそのまま履ける点も気に入っているが、今後はさらに軽量なホイールへの交換を検討中だとか。
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過度なパワーアップやエアロパーツの装着は控え、吸排気系やECU、脚まわりとチューニングを進めている鈴木さんは、S660を購入したことでドライビングの楽しさも再発見できたそうだ。
「S660の魅力はなんといっても旋回性能の高さです。しっかり荷重移動をしてあげると、ステアリングを少し切っただけで向きが変わる。この楽しさはほかのクルマでは味わえませんね!」
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎 photo:Kiyoshi WADA 和田清志)