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【六代目】新型CR-Vがいよいよ日本上陸! 2リッターハイブリッドのe:HEV RSで走りの良さと上質感をアピール

ホンダは、2026年2月に発売予定の新型CR-Vに関する詳細情報を、ホームページにて先行公開した。そして先行予約受付を、2025年12月12日(金)に開始する。

新型CR-Vは、快適性・走行性・ユーティリティ・ドライバビリティを徹底的に磨き上げ、「スポーティでありながら機能的なデザイン」や「爽快でありながら安心感のある視界」など、異なる価値をバランスよく両立させることで、幅広いシーンでお客様に感動をもたらす究極のオールラウンダーを目指したという。

ラインナップはCR-V e:HEV RSと、内外装に専用装備が与えられて精悍さを高めたCR-V e:HEV RS BLACK EDITIONの2種類。パワートレーンはアコードに搭載している2リッター×2モーターの第4世代e:HEVをベースに、電気式CVTを組み合わせている。CR-V専用のハイ/ロー2段のエンジン直結ギアを装備し、ギアレシオも専用設定とされた。

パノラマルーフはCR-V e:HEV RS BLACK EDITIONに標準装備となる

ホンダとして初となる、ローギアによるエンジンドライブモードを追加したことで、CR-Vが目指す爽快で上質な走りと、高い環境性能を両立するパワートレーンへと進化。駆動方式はCR-V e:HEV RSはFF/4WDの両方、CR-V e:HEV RS BLACK EDITIONは4WDのみが設定される。

エクステリアは、CR-Vの歴代モデルの先進的でスポーティな骨格を引き継ぎ、よりSUVらしく力強いシルエットに進化。水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練・上質・大人らしさを凝縮して表現している。

リアまわりでは、CR-Vの象徴である縦型コンビネーションランプを踏襲し、リッドランプやナンバープレートを上方に配置することで、上質感とどっしりとした安定感を両立させた。

インテリアは全体的にシャープなデザインとし、SUVらしい力強さや精緻さを表現。インパネやドア側の加飾を車幅感覚や車両の姿勢をつかみやすい配置とするなど、運転のしやすさをサポートするデザインにより、スポーティさとユーティリティ性を両立している。

運転席まわりでは、街中でも山道でも安心して運転できるアイポイントとドライビングポジション、気軽に乗り降りしやすいヒップポイントの高さなど、CR-VのDNAともいえる価値を継承。ステアリング角度は先代の28度から25度に変更され、より垂直方向に近いポジションとすることで、セダンのように安心して運転を楽しめる角度とするとともに、体格にかかわらずステアリング操作がしやすい運転姿勢を実現している。

後席の足元のスペースは先代モデルから16mm拡大し、クラストップレベルの広さとすることで、ゆとりある空間を実現。後席リクライニングも先代モデルの2段階から8段階に増やし、長距離の移動でも疲れにくい着座姿勢を提供する。

荷室は「考えずに使える」気軽さと、さまざまなライフスタイルに対応できる使いやすさを目指して開発された。荷物の出し入れが簡単な開口部の広いフラットな荷室に加え、新たに2列目席にシートスライドを装備したことで、クラストップレベルのカーゴ容量を確保した。

安全運転支援技術も充実しており、とくにe:HEV RS BLACK EDITIONには「Honda SENSING 360」をホンダのSUVとして初搭載。レーダーとカメラの広角化、コーナーレーダーの追加により、安全支援の領域を拡大した。

そのほか街中での対向車とのすれ違いや、交差点出会い頭における事故回避支援機能や、降坂・横風・白線切れなど走行環境の変化や外乱に対応し、ドライバーの運転負荷を軽減する機能を進化。高速道路では車線変更や追い越しなどの操作支援や、事故を抑制するステアリング制御機能が追加されている。

新型CR-Vはアコードと同様にタイ・プラチンブリ工場にて生産され、日本へ輸入される

(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)

新型CR-V 先行情報サイト
https://www.honda.co.jp/CR-V/new/