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新型フェイスが与えられた2018 アキュラ TLX

ホンダが北米市場を中心に展開するラグジュアリー・ブランドのアキュラは、2017 ニューヨークオートショーにおいて「新型TLX」を発表した。

現在、アキュラのラインナップにはILX(コンパクト)、TLX(ミドル)、RLX(フルサイズ)という3モデルのセダンが用意されているが、ミドルセダンのTLXは『パフォーマンス・ラグジュアリー・セダン』を名乗り、スポーティさを強調した設計となっている。かつては日本仕様のアコードと兄弟車の関係であったことからも、その性格は想像しやすいだろうか。

2018 アキュラTLX。グレードは左からV6 A-Spec、直4、V6アドバンスパッケージだ

外観における最大の特徴は、すでに登場している2017アキュラMDXと同様の新しいファミリーフェイスが与えられたこと。ダイヤモンドパターンの「ペンタゴン・グリル」や、「ジュエル・アイ」と呼ばれるヘッドライトのデザインは、2016年1月のデトロイト・ショーで披露されたコンセプトモデル「アキュラ・プレシジョン・コンセプト」にルーツを持つ。

モデルラインナップは、2.4リッター直列4気筒i-VTECを搭載するスタンダードモデルと、18インチ・タイヤを装着する3.5リッターV6搭載モデル、そしてV6モデルのスポーティ仕様である「Aスペック」の3種類。このAスペックはスポーツサスペンションを採用し、専用19インチタイヤを装着する。

 

インテリアでは、Apple CarPlayやAndroid Autoなどに対応するインフォテイメント・システムを搭載。インパネ中央に設けられたタッチパネル式の7インチ・ディスプレイでほとんどの操作が可能で、アキュラでは「マルチユース・ディスプレイ」と呼称している。

2018アキュラTLX V6アドバンスパッケージ。ボディカラーはサンマリノ・レッドだ

そのほか安全装備では、ホンダセンシングのアキュラバンである「アキュラ・ウォッチ」を搭載。自動緊急ブレーキや前方衝突警告機能、レーンキーピングアシストシステム(LKAS)やアダプティブクルーズコントロール(ACC)といった先進技術が用意される。

残念ながら日本市場への導入は期待薄だが、北米市場では今年6月から販売が開始されるとのこと。本年中に、本誌ホンダスタイルにて試乗記を掲載する予定なのでお楽しみに!

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)