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ホンダアクセスのノウハウとプロの経験から生まれた「ドッグラバー」

愛犬とのカーライフをサポートするアイテムを多数提案しているホンダアクセスと、ホンダのミニバンをベースとしたキャンパー(キャンピングカー)の製作で知られるホワイトハウスがコラボレーションして「ドッグラバー」を生み出した。

これは犬といっしょの生活を、より楽しめるよう工夫されたキャンパーだ。ホワイトハウスがフリード+をベースに、ポップアップルーフやサブバッテリー、エアヒーターなど車中泊などを快適に過ごせるように仕上げたキャンパー「フリースタイル」をベースに、ホンダアクセスの持つノウハウからドッグファンのニーズを満たすアイテムをプラスしたのが、「ドッグラバー」というわけだ。

具体的には、以下のようなアイテムが「ドッグラバー」専用アイテムとして用意された。

クオーターウィンドウボックス(左側)
ビルトインウォーターサーバー&ダストボックス(ラゲッジ右側)
スライド収納
アウトドアテーブル
飛び出し防止ネット
フラットクッションマット(合皮)
シートカバー(専用ロゴ入り)
フロアカーペットマット(足あとデザイン仕様)
テールゲートストラップ(ロゴ入り)
キーカバー(専用デザイン)
ドッグラバーエンブレム
ドッグラバーデカール
ギャザズ9インチ・プレミアムインターナビ

これら特別な専用装備のなかで特に注目なのが、「クオーターウィンドウボックス」だ。愛犬の排泄物など汚れものなどを入れておく場所が欲しいというオーナーの声に応えるべく、ホワイトハウスがデザインしたもの。スライドドアと干渉しない絶妙なサイズで、スタイリッシュに仕上げている。

ボックスを開けているときにスライドドアの開閉をしないよう、ボックスのキーをフューエルリッド内側に設置することで、ボックス開閉時にはフューエルリッドを開けている状態(スライドドアがロックされる)にしておくといった安全思想で作られているのは、ホンダアクセスとホワイトハウスのコラボレーションが生み出す完成度の高さを示す一例といえるだろう。

気になる価格は、ガソリンBグレードをベースとした場合で389万160円。もちろん、ベースグレードは自由に選ぶことができるが、今回はガソリン車10台、ハイブリッド10台の計20台限定の販売計画となっている。

もともとホワイトハウスの「フリースタイル」の価格はベースモデル+136万3000円という設定で、「ドッグラバー」はそこに62万6000円がプラスになる。つまり、ハイブリッドのエントリーグレードをベースにした場合の価格は426万6000円となる。

それにしても、ラゲッジルームの壁面にインストールされた愛犬用のウォーターサーバー(フタを開ければ、すぐに飲むことができる)とダストボックスのスマートさを見ると、愛犬と一緒に楽しむキャンプの様子をすぐに想像できる。こうした専用アイテムにドッグラバー専用オープニング画面を与えられた9インチ・プレミアムインターナビが加わることを思えば、この価格はバーゲンプライスと言えるだろう。

「ドッグラバー」はホンダアクセスが運営する通販サイト「Circle h」」の特設ページにて商談予約を受付中。2017年11月23日より、横浜と名古屋のホワイトハウスにて実際の商談が行なわれる。台数限定なので早いもの勝ちだ。

また、11月23日~26日に「ポートメッセなごや」で開催される名古屋モーターショーにおいて、ドッグラバーの実車展示も行われる。気になる人は、ぜひそちらで現車をご覧になってはいかがだろうか。

■ドッグラバー特設サイト
https://www.circle-h.jp/shop/app/page/FREED_DOGLOVER/

(TEXT:Sinya YAMAMOTO 山本晋也)