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S660に特別仕様車「トラッドレザーエディション」新設定

ホンダは、スポーティな走行性能と日常領域における扱いやすさなどで人気の軽2シーター・オープンスポーツ「S660」に、内外装を特別仕立てとした「Trad Leather Edition(トラッドレザーエディション)」を新たに設定、販売を開始した。

トラッドレザーエディションのベースとなっているのは「αタイプ」グレードで、ライトタン×ブラックのトラッドレザーインテリアやブラウンロールトップなどの特別装備により、上質で洗練された存在感を深める佇まいを演出。そのほかオーナーからの要望が多いシティーブレーキアクティブシステムを標準装備としている。

インテリアの意匠は、2017年に設定された Bruno Leather Edition(ブルーノ レザー エディション)とほぼ同様。スポーツレザーシートや本革巻ステアリングホイール、インパネソフトパッドを装着する。トラッドレザーエディションでは、レザーのブラウンの色味がやや薄くなっているのが特徴だ。

シフトレバーの下部には、専用アルミ製コンソールプレートが装着される


ロールトップはブラウンの専用タイプを装着する

そのほか外観では、アルミホイールもブラッククリア塗装された専用品となり、ホイールナットもブラック塗装タイプを採用。ボディカラーは写真のブリティッシュグリーン・パールのほか、プレミアムスターホワイト・パール、ナイトホークブラック・パールの計3色となる。

この特別仕様車トラッドレザーエディションは、6MT/CVTのいずれにも設定され、車両価格はベース車両のαから約9万円のアップとなる、227万5560円となっている。

2017東京オートサロンに出展された「S660 Neo Classic Prototype」

ブリティッシュグリーンのボディカラーを持つS660として連想するのは、約2年前の2017東京オートサロンにてホンダアクセスのN Lab.が発表した「S660 Neo Classic Prototype」だ。トラディショナルな印象の強いボディカラーであるが、このような丸目ヘッドライトのスタイリングに似合うのはもちろん、ノーマルのS660にも似合ってしまうのは面白い。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)