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【GT300】ドライバーズコメント:開幕戦を終えて

いよいよ開幕した2019年のSUPER GTシリーズ。開幕戦となった岡山国際サーキットは、予選が行われた4月13日(土)こそ晴れ間に恵まれたものの、14日(日)は1日を通して雨に見舞われた。

決勝レースのスタート直前に一時は小康状態となったものの、やがて再び雨脚は強くなり、ストレート上では前走車の水しぶきで後続車両の姿が見えないほど。コースアウトやクラッシュするマシンも頻発し、レースは2度の赤旗中断ののちに終了となった。

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決勝レースを終えて、34号車Modulo KENWOOD NSX GT3をドライブした道上 龍選手/大津弘樹選手のコメントを紹介する。


■ドライバー 道上 龍選手
「予選でタイヤのマッチングが良くなかったことを考えると、(決勝は)ウェットの方が良かったのかな……とは思います。マシンはバランスもよくて前に離されることはなかったんですが、中段からのスタートだったので抜くのには苦労しました。一番抜きやすいはずの場所でライバルとのマシン特性が違い過ぎてしまうんです」

「レースはクラッシュが起きて、ペースカーが入って、タイヤが冷えて……の繰り返しで、いつ足下を救われるかわからないほど厳しい状況でした。次戦までには鈴鹿の(タイヤ)メーカーテストもあるので、マシンのセットアップを進めて良い結果につなげたいと思います」


■ドライバー 大津弘樹選手
「予選はタイヤが思ったように機能しなくて。道上選手でも上位進出できなかったのはとても残念でした。今回自分は決勝レースを走ることができなかったですが、ピットにいたことでレース全体の流れがよくわかりました。戦略的にも数パターンの用意ができていたりと引き出しが確実に増えていて、いまチームはとてもよい状態です。今回もレースが続いていれば、もっと順位は上げられたと思います」

「第2戦の富士は、NSX GT3が得意なコースなので良い結果が出せると思います。頑張りますので応援よろしくお願いします!」

SUPER GT第2戦(富士)は、令和元年5月3-4日に富士スピードウェイにて行われる。

(text:Kouki YAMADA 山田弘樹、編集部)