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アメリカの最新サラダ事情は多種多様! 訪米の際にはぜひ試してみて

アメリカにはサラダが結構いろいろある。サイドでついてくるハウスサラダを頼んだとしても、ドレッシングのチョイスがそれなりにある。フレンチ、ビネグレット、サウザンド・アイランド、ランチ、ブルーチーズぐらいは多くの店が揃えている。

これが一般的ハウスサラダ。ほぼ全部レタスで、彩りににんじん。この店の場合、チーズはチェダーで、クルトンは大きめ(さくさくっと柔らか)。ドレッシングはブルー・チーズをセレクトしてみた

シーザー・サラダは、今や価格破壊系ステーキチェーンでも出る。クルトンがデカ過ぎたり、硬過ぎたり、またチーズのかかりが少ないもの、チーズが美味しくないパターン、などなどあるけれど、大抵は期待と大きく違わないものを供してもらえる。

今や定番のシーザー・サラダ。いいシーザー・ドレッシングの混ざり具合が絶妙。クルトン=柔らかで大きめ。パルメジャーノ・レッジャーノ・チームも豪快な削りかたで、量も多い

「わかってる」イタリアンの店なら、乗っかってるチーズが本物のパルメジャーノ・レッジャーノで、しかもいいモノを使ってくれている。薄く、大きめにスライスされたのが私の好み。

健康志向の強い人が多いアメリカでは、サラダをメインで頼むってパターンの人も、たまに見かける。鶏肉を乗せたシーザーサラダ……みたいのね。私個人の意見としては、アメリカのチキンてパサパサしてて味気ないって思ってる。でも、ビーフを乗っけたサラダならウェルカムです。

ステーキ&サラダ。レタス、玉ねぎ、トマト入り。ドレッシングはちょい多過ぎで、ウェットでした

私自身は今も”サラダだけあれば幸せ”という境地には達してない。サラダは前菜。で、近頃気に入ってるというか気になってるのが、フルーツをあしらったサラダ。日本でもみかんとかパイナップルが入ったのがあるでしょ? でも、それとはちょっと違うんだな。ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなどが散りばめられてる美味しいのにアチコチで出会ってます。

みかん、パイナップル、レーズンとフルーツ3種に炒めたエビを合わせてある。葉物もレタスとほうれん草の二本立て+ハーブ系。トマト、オリーブ、も少々。ドレッシングはビネガー系で、やや甘。少しとろみあり

くるみ、ピーカン、カシューナッツ、アーモンドなどなどナッツ類との相性もいい。キャラメリゼしたナッツが乗ってる……なんてのもあった。

サニー・レタス、いちご、くるみのコンビネーション。ドレッシングはとろみ多め

チーズも色々あるから、どのチーズとどの野菜、フルーツを合わせ、どんなドレッシングをかけるのかがシェフたちの腕の見せどころとなっている。

ほうれん草=濃い緑、いちご=赤、そしてリコッタチーズ=白という鮮烈色彩。ナッツはピカンをキャラメリゼして乗っけてる。ドレッシングも赤いビネグレット=甘め

葉っぱはローメインとかのレタス系が主流だけれど、ほうれん草もいい。日本のと種類が違いますね、ほうれん草は。ルッコラ系も美味しい。玉ねぎも合う。

ルッコラ(アメリカではアルーグーラ、あるいはロケットって呼ぶ人も)にローストしたアーモンド・スライスとパルメジャーノ・レッジャーノ。こちらは甘くないビネガー系ドレッシングで、ブラックペッパーもたっぷり

これらに合わせるドレッシングで、私がイチオシしたいのが、ビネガー系で少しだけ甘いやつ。決定版を求めてスーパーに行くたびに探しているけれど、”コレだ!”っていう逸品には、いまだに見つかってない。

まだジャンルとして確立され、発売されるところまでは至ってないってこと? 有名レストラン、シェフのサイトでレシピを探して自分で作ってみるか。

(text:Hiko AMANO 天野雅彦)
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