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佐藤琢磨選手、2020年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参戦

2019年、インディカー・シリーズに参戦10年目を迎えている佐藤琢磨選手は、第3戦バーバーと第15戦マディソンで勝利を挙げるなど、キャリア最高のシーズンを送っている。そして最終戦ラグナセカを前にした2019年9月21日、きたる2020年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)と契約を更新。同チームからインディカー・シリーズに参戦することが発表された。

佐藤琢磨選手は2010年よりインディカー・シリーズにデビューし、2012年にRLLRに所属。その後は別チームにて参戦したのち、2018年より再びRLLRから参戦している。これまで佐藤琢磨選手はインディカー・シリーズで通算5勝をあげており、そのうち3勝がRLLR所属時に獲得したものだ。

もとより速さには定評のあった佐藤琢磨選手だが、2019年はそこに安定感も加わった。第3戦アラバマでは予選でポールポジションを獲得すると、決勝レースもポール・トゥ・ウィンを飾っている。

第3戦アラバマでは自身の通算4勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った

その後も第6戦となる第103回インディ500で3位、続く第7戦デトロイトGP・レース1でも3位表彰台を獲得。ホンダ勢が予選1-4位を独占する結果となった第9戦テキサスでは、今季2度目のポールポジションを獲得した。

第9戦テキサスでポールポジションを獲得した佐藤琢磨選手

シーズン中盤はやや運に見放されるレースが続いたが、第15戦マディソンでは逆風をはねのける見事な優勝を飾るなど、レーシングドライバーとしてますます円熟味を増している印象を与えている。

第15戦マディソンでは、自身初のシーズン2勝目となる優勝を飾った

ボビー・レイホール(RLLR共同オーナー)コメント
『私たちは、今季琢磨が残した成績とコンペティションにおけるレベルの高さについてとても満足しています。琢磨が今シーズンを通じていかにコンペティティブだったかを説明するのに、2回の優勝と2回のポールポジションだけでは不十分です。なぜなら、それ以外のレースで何度も優勝争いを演じたからです。彼がチームにとってなくてはならない存在であることは、最近のレースを見れば明らかです。この決定は、チームの継続性を保つ面で役立つほか、2020年に向けたプログラムを進めるうえでも重要なものです』

佐藤琢磨選手コメント
『来季もこのチームと一緒に歩んでいけることになり、本当に嬉しく思っています。チームのメンバーは誰もが僕を信頼し、全力でサポートしてくれます。僕にとってこのチームは本当に仕事がしやすく、チームの一員であることに誇りを持っています。今年も素晴らしいシーズンとなりました。大変な時期もありましたが、それがむしろ僕たちの結びつきをより強いものにしてくれました。チームの共同オーナーであるボビー、マイク、デイヴィド、そしてチームメンバーのひとりひとりには、どんなに感謝しても感謝しきれません。残る今シーズンを力強く戦いきるとともに、来シーズンをともに戦うことを楽しみにしています」

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)