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ブリッツのZZ-R車高調サス、S660(M/C後)への適合を確認。車内で減衰力が調整可能な「SpecDSC PLUS」も設定

総合チューニングパーツメーカーのBLITZ(ブリッツ)は、販売中の車高調サスペンションキット『DAMPER ZZ-R』のS660用製品が、マイナーチェンジを受けた2020年モデルにも適合したと発表した。

『DAMPER ZZ-R(18万7000円)』は、32段の減衰力調整機構を備えた全長調整式の車高調サスペンションキットで、幅広い調整幅により走行性能と乗り心地を高次元でバランスさせ、ストリートからサーキットまで様々な走行シーンに対応できる脚まわりだ。スプリングレートは前後とも4.0kgf/mmが標準で組み合わされる。

DAMPER ZZ-Rを装着したS660(2020モデル)。撮影車両のローダウン量は前後とも-15mm

さらに電子制御式の減衰力調整コントローラーがセットになった、『DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS』もラインナップされる。

ドライバーが車内にいながら、4輪それぞれの減衰力調整が可能なコントローラを組み合わせた『DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS(27万600円)』は、全長調整式サスペンションと電子制御式の減衰力調整を組み合わせた車高調サスキットだ。

業界初の「フルオート」モードを搭載し、乗車人数や走行状態から、適正な減衰力で姿勢を安定させる全自動コントロール機能を備えている。操作部もロータリーエンコーダを採用したほか、UP・DOWNボタンを大型化したことで、より直感的な操作が可能になった。

製品はGセンサーを標準搭載しており、マップ制御モードでは、旋回G・加減速G・車速から細かな減衰力調整が可能。Gのリアルタイム表示のほかピーク表示も可能となっており、セッティング時にも便利に使えそうだ。

システムには合計22種類のモードが用意されており、シンプルで簡単なSTANDARDと、複雑で細かな制御のADVANCEDを切替可能となっている。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)