Honda好きが堪能できる、Hondaスピリッツ溢れる情報誌
  1. TOP
  2. NEW CAR
  3. 北米仕様アキュラNSXに、2021年モデルでロングビーチブルー・パールが復活!! 日本仕様の発表ももうすぐ!?

北米仕様アキュラNSXに、2021年モデルでロングビーチブルー・パールが復活!! 日本仕様の発表ももうすぐ!?

2016年夏に日本国内で発売が開始された現行NSX。2021年は発売開始から5年目を迎え、一般的な乗用車であればモデルチェンジのウワサが聞こえてくるころだが、現在のところそのような話はない。いっぽうアキュラ・ブランドから販売される北米仕様では2021年モデルがすでに発表されており、新たに「ロングビーチブルー・パール」の外装色が設定された。

カラー名の一部となっているロングビーチは、ロサンゼルス郊外の都市。公道を使用してインディカーやIMSAシリーズのレースが行われることでも知られている。街のシンボルでもある「アクアリウム・ファウンテン」は有名な”映え”スポットだ

ロングビーチブルー・パールという名称に、懐かしさを感じるNSXファンも少なくはないだろう。初代NSXの後期モデル、固定ヘッドライトを持つ2002年モデルから生産終了まで設定されたボディカラーで、モデル末期だったこともあり非常に稀少な存在として知られている。ホンダの他車種には設定されていないNSXだけの専用色であることも特徴といえる。

2021年モデルに設定されたロングビーチブルー・パールは、1000ドル(約10万3000円)のオプションカラー。初代NSXでも2002モデルから設定された外装色だが、販売されたのはわずか88台のみという希少色だ

そんなロングビーチブルー・パールが、2021年式NSXで16年ぶりに「復活」する。新世代の現行NSXは、2019年モデルでフロントマスクの変更やリアまわりを中心とした大幅なアップデートが施されたが、同時にサーマルオレンジ・パールの外装色が新たに設定された。

2020年モデルで追加されたインディイエロー・パールⅡ(写真は日本仕様)

このサーマルオレンジ・パールは、かつてのNSXに設定されたニューイモラオレンジ・パールを彷彿とさせるカラーとして話題となったが、翌2020年モデルではインディイエロー・パールⅡ、そして2021年モデルではロングビーチブルー・パールと、初代NSXを連想させるボディカラーを立て続けに追加した。

従来、ツヤありブラックだった外装ブラックガーニッシュが、2021年モデルではマット(艶消し)仕上げに変更された。ルーフはベルリナブラックでペイントされる

2021年モデルのアキュラNSXに用意されるボディカラーは、130Rホワイト、クルバレッド、ベルリナブラック、ソースシルバー・メタリック、カジノホワイト・パール、サーマルオレンジ・パール、インディイエロー・パール、バレンシアレッド・パール、ヌーベルブルー・パール、そしてロングビーチブルー・パールの全10色。外装色に新色が追加されただけでなく、全てのボディカラーで外装のガーニッシュ類が艶消しブラックへと変更されている。

インテリアでは、表皮にアルカンターラ×セミアニリンレザー素材を採用した4ウェイパワースポーツシートを標準装備。無償オプションで、ミラノレザー×アルカンターラ仕上げの軽量スポーツシートも選択が可能となっている。またセミアニリンフルレザーの4ウェイパワースポーツシートが、1000ドル(約10万3000円)のオプションで設定されている。

3.5リッターV6ツインターボと3モーターハイブリッドを組み合わせるパワートレインについては、変更点はなし。北米仕様のスペックは、エンジン最高出力が500hp/6500-7500rpm、エンジン最大トルクが56.1kg-m/2000-6000rpm。モーター最大出力は73hpであり、システム全体で最高出力573hp/最大トルク65.8kg-mのトルクを発揮する。

パワートレインに変更はないものの、タイヤに関しては標準装備のコンチネンタル製スポーツコンタクト6のほか、サーキット走行を重視するオーナーに向けてピレリ製P Zero トロフェオRが1500ドル(約15万4500円)でオプション設定される。

残念ながら、まだ日本仕様ホンダNSXの2021年モデルについては具体的なアナウンスは行われていないが、V6ツインターボと3モーターハイブリッド、そして先進の駆動システムであるSH-AWDを採用したスーパースポーツというのは世界でも他にない存在だけに、ぜひとも弛まぬ進化を期待したいところだ。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)