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【新型インテグラ】2023年モデルとして北米市場に復活! 車両価格も正式発表、ベースモデルで3万800ドルから

ホンダが北米市場で展開するラグジュアリー・ブランドのACURA(アキュラ)は、2023年モデルとして今夏より販売する新型スペシャリティカー、『INTEGRA』のグレード体系および車両価格を発表した。

シビックの兄弟車種として販売されてきたインテグラは、1985年に初代モデルが登場。日本ではホンダ・ブランド、北米市場へはアキュラ・ブランドから発売された。その後は2代目・3代目とモデルチェンジを重ね、2001年に4代目のDC5型が登場。北米市場向けは、新たにアキュラ「RSX」の名称が与えられた。

その4代目インテグラ&RSXは、日米両市場とも2007年に販売を終了しており、今回の新型インテグラは16年ぶりの「復活」となる。

新型インテグラは3グレード展開、6MT車は最上位モデルのみ

新型インテグラは、現行のFL型シビックと車体の基本設計を共有する5ドア・ハッチバック。エンジンは1.5リッター直墳ターボで、最高出力は200hp/6000rpm、最大トルクは192lb-ft/1800-5000rpmを発揮する。

グレード展開はベースモデルのインテグラ、内外装がスポーティな仕立てとなるインテグラ A-Spec、そしてアダプティブダンパーシステムなどを標準装備するインテグラ A-Spec with Technology Packageの3種類。トランスミッションはCVTが標準で、最上位グレードのA-Spec with Technology Packageのみ、6MTも用意される。

車両価格(MSRP)はベースモデルが3万800ドル、A-Specは3万2800ドル、そしてA-Spec with Technology Packageは3万5800ドル。CVTと6MTは同価格だ。

ただ北米市場の場合、MSRPとは別に「destination charge」と呼ばれる陸送代や各種税金、手数料をディーラーに支払うのが一般的。新型インテグラでは1095ドルと設定されているため、購入希望者が支払うのはそれぞれ3万1895ドル/3万3895ドル/3万6895ドルとなる。

現在の為替レート(1ドル=130.4円)でいうと、約416万円〜約481万円という計算だ。

またアキュラの2023年モデルには、新しい「アキュラ・メンテナンス・プログラム」が付帯されている。これは参加しているアキュラ正規ディーラーで車両を購入した場合、最初の2年間または2万4000マイル(約3万8400キロ)のいずれか早いほうで、標準的なオイル&フィルターの交換、タイヤのローテーション、マルチポイント車両検査が無料となる。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)