【Modulo 30th】現行シビックに最新の「実効空力」投入！ ホンダアクセスから新型テールゲートスポイラーが登場間近

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ホンダ車用純正アクセサリーの企画・開発・販売を担当するホンダアクセス。その純正アクセサリーでは内外装をはじめ様々なパーツが販売されているが、エアロパーツやサスペンション、ホイールといった「走り」系パーツをラインナップするのが「Modulo（モデューロ）」ブランドだ。

そのModuloブランドが、今年2024年に誕生30周年を迎えることを記念し「Modulo 30th Anniversay EXPO Vol.1」と題したメディア向け取材会が開催された。

取材会ではModuloに関する歴史のふりかえりのほか、「実効空力」を体感できる車両の試乗、さらに今後に発売が予定されている製品もチラリと披露された。それが今回紹介する、シビック用テールゲートスポイラー（のプロトタイプ）である。

ホンダアクセスでは、現行シビック用純正アクセサリーとして「テールゲートスポイラー（4万4000円）」を販売しているが、今回披露されたのはModuloの掲げる「実効空力」コンセプトをさらに追求し、シェブロン（鋸）形状デバイスを投入したもの。

…と、ここまで説明するとピンとくる方も多いことだろう。「東京オートサロン2023」に出展された、『シビックe:HEV SPORTS ACCESSORY CONCEPT』に装着されていたスポイラーが、いよいよ市販に向けてカウントダウンということだ。

【TAS23】シビックe:HEV SPORTS ACCESSORY CONCEPTのエアロを市販製品と比較してみた【ホンダアクセス】

ご覧のように製品の表面はカモフラージュ柄となっており、さらに正式発表前ということで詳細な説明は控えられていたものの、どうやら形状については『シビックe:HEV SPORTS ACCESSORY CONCEPT』から大きな変更はないようだ。

すでに販売中のテールゲートスポイラーとの違いは別記事に詳しいが、あらためて新作のテールゲートスポイラーを装着した車両を目の前にすると、その迫力というか存在感の違いは明らか。

運転席からの後方視界を確保する必要があるため、スポイラーの高さは従来品と大きな違いはなさそうだが、スポイラー本体の位置は明らかに後方よりへと移されたように感じられる。

従来のテールゲートスポイラーは、後端部がテールゲート本体とツライチに揃っていたのに対し、新作ではリアバンパー部分と揃えられている。翼端版部分も従来品に比べて大型化されており、よりワイド感が強調されてスポーティな印象となっている。

メイン素材にはFRPを使用しており、価格は未定ながら「お求めいただきやすい価格でお届けできたらと考えています」とのこと。従来のテールゲートスポイラーは4万4000円だが、はたして新型はどのようなプライスボードを掲げて登場するのか、今後の展開に注目したい。

（photo：Naoki YUKIOKA　雪岡直樹　text：Kentaro SABASHI　佐橋健太郎）

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