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【愛車日記】2年にいちど「お務め」の季節がやってきた! 購入してから通算8度目の車検はトータルで約17万円

久しぶりの執筆となりました。愛車であるS2000は、初年度登録が2005年11月のAP2初期モデル。今年2025年は生産されてから20年目のメモリアルイヤーです。

車齢こそ20年ですが、S2000の初期モデルは1999年に登場しているので、基本設計は26年前。10年ひと昔どころか四半世紀前に発表されたクルマなので、車体の各部に勤続疲労が現れるのは仕方ないところ。じつは先日、初めて出先で「お不動様」となる事態が発生してしまいました(泣)

所有して15年以上、初めて積載車のお世話になりました。「ホンダトータルケア」は加入しておきましょう

この出来事については追って紹介したいと思いますが、ホンダが展開するサービスプログラム「ホンダトータルケア」には大変お世話になりました。ホンダカーズで新車または中古車を購入した方はすでに加入されているケースが多いと思いますが、街の中古車屋さんなどで購入された場合でも加入できるのがホンダトータルケアの良いところ。転ばぬ先の杖、ぜひ加入しておくことをオススメします。

思いもよらぬ「お不動様」からは復活したのですが、そのあとは2年に1度のお務めである「車検」がやってきます。いつもお世話になっているHCMスポーツガレージへ入庫しチェックしていただいたところ、やはり各部にだいぶ傷みがでてきていました。

フロント右タイロッドエンドブーツ

2005年式AP2初期型、走行13万7000キロ。そのうちサーキット走行の経験は少なく街乗り使用がメインではあるものの、フロント右タイロッドエンドブーツ破れ、フロント左スタビリンク破れ、左右リアトーコンアームブーツに破れを発見。そのほかプロペラシャフトにもガタが見られました。

フロント左スタビリンク

安心してカーライフを楽しむには、しっかりとしたメンテナンスを行っておくことが大前提。そのほか24ヶ月定期点検としてひととおりの車両チェックと、エンジンオイルおよびフィルター交換、もろもろ諸整備を行ってトータル費用は17万円ちょっととなりました。

20年オチのスポーツカーとしては、S2000は例外的に壊れにくいクルマではあるけれど、やっぱり経済的なダメージは大きい(涙)

知っている人も多いと思いますが、ホンダ車は純正部品が製造終了となるタイミングが早い印象があります。入手できる部品についても価格改定(上昇)されるケースがあり、S2000の純正部品も2025年1月より(さらに)価格アップしてしまいました。

正直なところ、いったいいつまで乗り続けられるだろう…? と考えることも増えてきましたが、まずは2025年2月24日(月祝)に予定されている「Modulo THANKS DAY 2025」を万全の状態で楽しみたいと思います。当日は『Modulo/Modulo Xオーナーズミーティング』に参加しますので、皆様よろしくお願いします!

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)