【ホンダアクセス】FL5型シビック タイプRオーナー待望! 表面にスムースレザーを採用した純正ステアリングを開発中

愛車を運転するとき、ドライバーが必ず常に触れているパーツが2箇所ある。それがシートとステアリングだ。シートは多少の座り直しをしたとしても、大きく着座位置が変わることはないけれど、ステアリングについては交差点を曲がるたびに持ち替える必要があるため、両手で握るリム部分の素材によっては走行距離に比例して表面にヤレが出てきてしまう。
FL5型シビック タイプRの純正ステアリングは、ドライバーが握るリム部分の表面にアルカンターラ素材が使用されている。しっとりとした手触りで扱いやすく、また運転席まわりのレーシーなイメージを演出する重要な役割も担っているが、素手では滑るケースもあるし、前述のように耐久性ではやや不安を抱くオーナーもいるだろう。
そのためFL5オーナーのあいだでは、無限をはじめ社外品のステアリングへ交換したり、あるいは今後のモディファイ予定箇所として検討している人も多いのではないだろうか。


そんな人にぜひオススメしたいのが、ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセスが開発中のステアリングだ。純正アクセサリーだけに、形状はベース車両に標準装着されるステアリングとまったく同一。エアバッグはもちろん、スポーク部に備わっているスイッチ類もすべてそのまま使用することができる。
リム部分の表面素材にはスムースレザーを採用し、手触りの良さと程よいグリップ感を両立。レーシンググローブを装着するようなサーキット走行時では、FL5のステアリングに標準で採用されるアルカンターラ素材のメリットが際立つが、素手で操作することの多い一般公道では、本革素材ならではの高級感は大きな魅力だ。
2025年8月時点では、発売時期や価格については未定とのことだが、ステアリング交換を検討中のシビック タイプRオーナーはぜひ期待してお待ちいただきたい。



そのほかにもホンダアクセスでは、ブラックアルマイト×レッドレザーを採用したシフトノブ(2万350円)のほか、カーボンの地紋が美しいインテリアパネル センターコンソールパネル部(7万1500円)などを設定。実用アイテムではスマートフォンのワイヤレス充電器(計3万800円)も用意されている。こちらもあわせて注目だ。
(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)