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【ホンダアクセス】㊗️自動車用品業界初!リサイクルアクリル樹脂素材を使用したドアバイザーを、N-ONE e:用品に設定

ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセスは、自動車用品業界として初めて、「ドアバイザー」にサステナブルマテリアルであるリサイクルアクリル樹脂素材を採用。新型軽乗用EV、N-ONE e:用の純正アクセサリーとして、全国のHonda Carsより発売する。

N-VAN e:やN-ONE e: のフロントグリルには、ホンダ車の廃棄バンパーを再利用した「バンパーリサイクル材」を使用するなど、ホンダでは「リソースサーキュレーション」に取り組んでいる。ホンダアクセスも同様に、使用済み製品から回収して再生したサステナブルマテリアルを採用したアイテムをN-ONE e:用純正アクセサリーに設定する。

N-ONE e:用ドアバイザー(2万8600円)は、使用済み自動車から回収して、再生したリサイクルアクリル樹脂を採用することで、CO2排出量削減と環境負荷低減を目指したアイテムとなっている。

従来、使用済みの自動車から回収された樹脂の大半は、回収材の品質安定性や再利用方法の技術的難易度の高さから、製品へのリサイクルが困難だった。そこでホンダ、北海道自動車処理協同組合および三菱ケミカル株式会社の3社で、アクリル樹脂の水平リサイクルに向けた実証実験を実施。これによって異物が混入しないアクリル樹脂の回収方法と、バージン材同等のアクリル樹脂再生化技術を確立した。

製品に使用するバージン材の使用量の割合を削減し、アクリル樹脂の製造・廃棄時に発生するCO2排出量を削減することが可能になり、N-ONE e:用純正アクセサリーのドアバイザーには、この技術で回収・再生されたアクリル樹脂を使用。今後は他のモデルに対しても、順次適用を拡大していく予定としている。

ホンダアクセスでは、ほかにも純正アクセサリーの「フロアカーペットマット」において、従来のポリプロピレン素材に対し、サステナブルマテリアルであるリサイクルPET素材への切り替えを行っている。これにより、原材料製造時のCO2排出量の削減が見込まれ、さらにフロアカーペットマットとしての使用が終わった後のリサイクル性にも配慮することで、将来の循環型社会へも対応が可能になる。

N-ONE e: 用として、サステナブルマテリアルを採用した「フロアカーペットマット」をラインアップ。スタンダードタイプは2万2000円、プレミアムタイプが2万9700円となる。

(TEXT:Honda Style Web)

N-ONE e: 純正アクセサリー 情報サイト
https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-one-e/