【動画】アキュラのスポーツグレード、タイプSが約10年ぶりに復活!!
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ホンダが北米市場を中心に展開する高級車ブランドのアキュラは、8月15日よりカリフォルニア州モンテレーのウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカで行われる「モンテレー・カー・ウィーク」において、アキュラ『タイプSコンセプト』を初公開する。
2018年1月に開催されたノースアメリカン・インターナショナル・オートショー(通称デトロイト・ショー)において、将来的にタイプSの設定はアナウンスされていたが、コンセプトモデルとはいえついに実車が披露される。
日本のホンダファンにとって「タイプS」と聞いて思い浮かぶのは、やはりNSXに設定されたタイプSだろう。1992年に登場したNSX-Rの生産終了と入れ替わるように、1997年のマイナーチェンジ時に設定されたスポーツグレードだ。
NSXは北米ではアキュラ・ブランドのフラッグシップとして展開されていたが、残念ながらタイプSは設定されず。RSX(日本名インテグラ)やTL、CLといった車両に設定され、人気を集めてきた。車種によって細かい内容は異なるものの、サーキット走行も視野に入れたシャシーの強化をはじめ、よりパワフルなエンジン、大容量ブレーキ、高性能タイヤ、スポーティな内外装といった装備が特徴だった。
そんなタイプSを、アキュラは約10年ぶりに復活させる。おそらく、まもなく発表される次期型TLXに設定されるスポーツグレードとなるだろう。搭載されるエンジンは、3.5リッターV6ツインターボという説が濃厚だ。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)