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【ホンダアクセス】新型シビック・タイプRがSUPER GT会場に登場!「実効空力」純正アクセサリー開発アイテムも展示

ホンダ車用純正アクセサリーの開発・販売を行うホンダアクセスは、2022年8月6日-7日に静岡県・富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第4戦のイベント広場・Hondaブースにて、新型シビック・タイプRの純正アクセサリー装着車を展示した。

【ホンダアクセス】Modulo Xのフィロソフィを注入!入魂の新型シビック・タイプR用純正アクセサリーをラインナップ

イベント広場に設営されたホンダブース。新型シビック・タイプRのほか、フリードModulo Xも展示された

日本国内モータースポーツにおけるトップカテゴリー、「SUPER GT」。GT500/GT300という2クラスで争われ、GT500クラスにはホンダ、トヨタ、日産の3社がメーカーの威信をかけたワークスマシンで戦いを繰り広げている。

2022年のSUPER GT GT500クラスに参戦している、64号車Modulo NSX-GT(伊沢拓也選手/大津弘樹選手)

2022年シーズンのSUPER GTは、日本全国6カ所のサーキットを転戦して全8戦が行われるが、現地で楽しめるのはレース観戦だけではない。各サーキットのイベントスペースには地元グルメを中心とした多くの飲食ブースが並ぶほか、参戦チームのウェアなどグッズ販売、そして自動車&タイヤメーカーの最新モデルが展示されるメーカーブースも設営され、ファミリーで楽しめる空間となっている。

テールゲートスポイラーのほか、外観ではフレームレッドのドアミラーカバーや、バイザーが装着されている

そんなメーカーブースにおいて、ホンダはレース部門である「HRC」と、純正アクセサリーの開発・販売を担当する「ホンダアクセス」の合同ブースを出展。ホンダアクセスのスポーティブランドである「Modulo」のロゴが大きく掲げられたブース内には、2022年7月21日にワールドプレミアを行ったばかりの新型シビック・タイプRの純正アクセサリー装着車が展示された。

今回の展示は、新型シビック・タイプRのワールドプレミア以降、青山ウェルカムプラザ以外では初めての一般公開。そして新型シビック・タイプRだけでなく、ホンダアクセスのエアロパーツ開発の根幹となる「実効空力」コンセプトを体現したコンプリートカー「フリードModulo X」の2台が展示された。

新型シビック・タイプRの純正アクセサリー装着車は、新型で初めて設定されるボディーカラー「ソニックグレー・パール」の車両をベースに、様々なオプションパーツを装着したモデル。外観における最大の変更点は、存在感抜群の「テールゲートスポイラー」だ。

このテールゲートスポイラーは、Modulo Xシリーズのエアロパーツ開発で培ってきた、「実効空力」コンセプトのノウハウが惜しみなく投入されたもの。軽量かつ高剛性のカーボン素材を採用し、さらにレッドポリエステルが編み込まれているため独特の仕上がりとなっている。

翼端板は別体式に見えるが、実際には一体構造。ドライカーボン素材を使用し、純正から約1kgの軽量化を実現

またスポイラー中央部分の裏側(下面)には、サメの歯を思わせるようなギザギザのモールドが施され、いかにも空力効果が高そう。スポイラー下面にも積極的に大気を流すというコンセプトは、Modulo Xシリーズのフロントバンパー下に設けられるエアロボトムフィンやエアロスロープと同じ狙いがあるのだろうか。

Modulo Xシリーズの開発に受け継がれる「実効空力」コンセプトとは、スポーティ&レーシーなデザインだけでなく、機能性も併せ持った形状とするもの。このテールゲートスポイラー開発においても、幾度もの実走テストが行われており、ブース内には開発時に実際に使用されたモックアップも展示された。

開発過程で実際に使用されたモックアップは、まさに手作業でトライ&エラーを繰り返したことが伝わる一品モノ。純正アクセサリーの開発にかけるデザイナーの想いや、現場の様子をリアルに感じられると、訪れたファンには大好評だった。

またインテリアでは、センターコンソール部やドアパネル部に貼り付ける「インテリアパネル」のほか、従来のFK8用が好評だったシフトノブ、フロアカーペットマット(プレミアムタイプ)、サイドステップガーニッシュのほか、スマートフォンを置くだけで充電が可能なワイヤレス充電器が装着されていた。

なおSUPER GTの次戦・第5戦は、8月27日-28日に三重県・鈴鹿サーキットで開催されるが、この第5戦においても、新型シビック・タイプRの純正アクセサリー装着車および、フリードModulo Xの2台は展示予定。イベントスペース(GPスクエア)内に設置されるホンダブースにて、今回と同様の展示スタイルが予定されているのとこと。

今回、展示された新型シビック・タイプR(純正アクセサリー装着車)の装着パーツリスト

鈴鹿サーキットといえば、ホンダのレーシングDNAが磨かれた聖地であり、シビック・タイプRにとっても従来のFK8型Limited Editionが量産FF車の世界最高タイムを叩き出した、いわばホームグラウンドだ。

ホンダアクセスがModuloブランドでサポートする、64号車Modulo NSX-GTをはじめとする5台のホンダNSX-GTを応援しつつ、新型シビック・タイプRの純正アクセサリー装着車の魅力を、ぜひ自身の目で体験してみてはいかがだろうか。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)

Moduloモータースポーツ応援サイト
https://www.honda.co.jp/ACCESS/motorsports/