【20周年】メイクアップ「S2000 20th Anniversary」1/43ミニカー完成間近! 塗装済みサンプルの画像を公開!

これまでHonda Style Webで幾度かレポートしてきた、プレミアム・モデルカー・メーカーの『メイクアップ』が開発中のホンダ S2000 20th Anniversaryのモデルカー企画。ついに塗装済みの試作品の写真が送られてきたのでここに紹介させていただこう。

この20th Anniversaryは、ホンダ車向け純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダ アクセスが、S2000の誕生20周年を記念して開発したスペシャルアイテム。残念ながらすでに販売は終了しているが、エアロパーツだけでなくサスペンション、インテリアパーツといった製品群は今なおS2000オーナーから多くの支持を集めている。


多くの支持を集めた理由は、開発コンセプトに「20年目のマイナーチェンジ」と掲げたように、あくまでベースモデルのS2000が持つ魅力を伸ばし、現代の道路事情やタイヤ性能にマッチするべくアップデートすることがコンセプトとなっているから。今回メイクアップが開発しているモデルも、20th Anniversaryエアロパーツをフルに装着した仕様となっている。


一番の見せどころは、何といってもフロントバンパーだ。ホンダアクセスのModuloブランドで磨き上げられた”実効空力”技術を落とし込んで完全新設計、実車においては全長(オーバーハング部)が約24mm伸びることもあり車格がアップしたようにも感じられ、市井のエアロパーツとは明らかに一線を画す仕上がり。


もちろんホンダ純正アクセサリーであるゆえ製品クオリティは非常に高く、製品の仕上げやフィッティングや取り付け精度も抜群である。これに後輪前方の整流効果をアップさせるためのリアストレーキ、控え目な形状ながらしっかりと効くトランクスポイラーも備わっている。

さらに今回は、実車のS2000オーナーにとっては垂涎のアイテムである、無限製ハードトップ(CFRP)も付属した状態での製品化となる。ハードトップは実車同様に脱着が可能で、ソフトトップを閉めた状態、そして幌を下ろして純正トノカバーを被せた状態という3形態が楽しめるのもポイントが高い。


ハードトップはビジブルカーボン仕上げで、カーボンパターンのデカールを貼り込んだ上にクリアコーティング塗装を施し、さらに研磨して鏡面状態にまで磨き上げている。



モデル化にあたっては、Honda Style Web編集長の所有車両を3Dスキャンして、そのデータを元に原型を設計しているのは、ご覧いただいている方ならご存じのとおり。そのため実車と同様に、ホンダアクセス20th Anniversaryフロントバンパーのロアグリル奥にはメッシュが追加されている点も注目していただきたい。

カラーは写真のバミューダブルーパールのほか、プラチナムホワイトパール、ムーンロックメタリック、ニューフォーミュラレッド、ベルリナブラックの全5色が用意される。価格はいずれも3万4100円(税込)となる。
今後は1/18も用意されるとのことで、S2000ファンならば必携のアイテムといってよさそうだ。




(text:Honda Style Web)