Honda好きが堪能できる、Hondaスピリッツ溢れる情報誌
  1. TOP
  2. NEW CAR
  3. ARCHIVE
  4. 【愛車日記】スムーズな呼吸が元気のミナモト! フレッシュエアが欲しくなる季節に無限製エアクリーナーボックスを装着

【愛車日記】スムーズな呼吸が元気のミナモト! フレッシュエアが欲しくなる季節に無限製エアクリーナーボックスを装着

新年のご挨拶がずいぶん昔のことに思えてくる1月下旬になると、僕にとって1年でいちばん憂鬱な季節が始まります。それがスギの花粉症。目はショボショボして開きづらく、前がよく見えないし、なんといっても鼻水は止まらないうえずっと詰まっているから口で呼吸するようになり喉が乾燥する。空気の通り道が確保されていることはこんなにも重要なのかと、毎年この時期に思うのです。

「空気の通り道を確保する」のが重要なのは、もちろんクルマでも同じこと。大気をエンジン燃焼室内へと導くエアインテークは、フィルターにより異物などをブロックしてくれるのはもちろん、なるべく低い温度の空気を効率的に導入してくれるものが望ましい。スースーと気持ちよく呼吸できたほうが、エンジンも元気になれるよねって話です。

そんな吸気系パーツでS2000界隈では定番といえるのが、無限製「ハイパフォーマンスエアクリーナー&ボックス」です。(製品名が長い…)。ボンネットを開けるとゾウの鼻のように伸びた形状が特徴的で、吸気口をラジエターの前方へと伸ばすことにより、吸気性能を高めるというもの。すでに販売終了品ですが、オークションなどでは中古部品でも高値で取り引きされるような人気アイテムとなっています。

この無限製ハイパフォーマンスエアクリーナー&ボックス、幸いにも販売終了する以前に購入することができたのですが、僕はずっと装着せずに保管していました。というのは、エアクリーナーボックスを装着するためにはボンネットの加工が必要だから。

S2000オーナーならみなご存知かと思いますが、ボックスとボンネットが干渉するのを防ぐため、装着にあたってはボンネットの裏側を一部カットしなければなりません。あるいは無限エアロボンネットをはじめ、エアクリーナーボックスの装着を前提とした”逃げ”部分が設計済みの社外ボンネットを購入するかですね。

ここ数年、S2000の純正部品は次々と製造終了となっており、アルミ製の純正ボンネットもすでに新品を購入することができません。せっかく無キズで20年近く乗ってきたので、愛車のボンネットを一部とはいえカットするのはなんとなく気がひける。かといって無限エアロボンネットもすでに販売終了しているし、、、、

というわけで、カット加工ずみの純正ボンネットが中古で見つかったら、そのときにエアクリーナーボックスをあわせて装着しようかなと思っておりました。加工済みボンネットはたまに売りにだされている製品が見つかるものの、「コレだ!」と思うものがなく時間だけがただ流れていたのですが、先日なんと愛車と同じバミューダブルーパールの加工済みボンネットが販売されているのを発見! さっそく購入し、ついに無限ハイパフォーマンスエアクリーナー&ボックスを装着する準備が整いました。

ボンネットの交換作業は、埼玉県の「イーグルショップ浦和」さんにお願いしました

まずは純正ボンネットから純正ボンネット(加工済み)へと交換します。当然ながら装着はボルトオンで、幸いなことに色あせなどの変化も少なく、外観はまったく以前との違いがわかりません。

その後、三重県鈴鹿市の「HCMスポーツガレージ」にて、エアクリーナーボックスをインストール。従来のエアクリーナーを取り外し、無限製エアクリーナーボックスを組み立てていたところ、装着された純正ボンネット(加工済み)を見ていた岩間店長が『このボンネット、もしかしたら当店で作業したものかもしれません(笑)』とのこと。

ちょっと疲れが見えていたモール処理をリフレッシュ。このあと右下部分をカットしました

無限製エアクリーナーボックスを装着するにあたり、純正ボンネットの一部を切り取る加工が必要となってくるのは前述のとおり。その加工箇所や手順については、エアクリーナーボックスに同梱される説明書に詳しく記されているのですが、とはいえ作業するショップによって独自のノウハウや特徴があるそうです。

僕が加工済みの純正ボンネットを購入したのは埼玉県内の方からだったのですが、加工跡を見るかぎり、どうやらHCMスポーツガレージで装着作業を行った説が濃厚。日本のS2000界隈はかくも狭い、というか、やはり無限オフィシャルファクトリーである同店だけに装着実績も群を抜いているということでしょうか。

ボンネットを開けたときに支えるロッドの存在が気になるので、次はボンネットダンパーが欲しい

エアクリーナーボックスの装着は無事に終了し、その後にラジエタークーリングプレートを一部カットして再装着。ついにS2000オーナーにとってはお馴染みの、そして憧れのエンジンルームを手に入れました! 

気になるボンネットとのクリアランスもバッチリで、ボンネット交換時に微調整したため20th Anniversaryエアロバンパーとのチリもむしろ見映えがよくなった感じです。

今後は配線を少なくスッキリとさせたいなあ。Rywireのハーネスキットを導入するか!?

さっそくエンジンをかけてみます。もともと高効率の社外エアクリーナーボックスへと交換していたこともあり、正直なところ無限製エアクリーナーボックスならではの吸気音という印象はあまりありません。

ただ実際に走りだしてみると、運転席で聞く吸気音は明らかにスポーティさが増した感じがあります。そして何より、スロットル操作に対するツキがいい! これはエアクリーナーボックスの形状というより、エアクリーナー自体が新品となったことが主な要因でしょう。冷たい空気を効率的に導入できることで、運転がますます楽しくなりました。

これだけ変化を感じるなら、もっと早くに装着しておけば良かった!とも思いますが、所有して20年が経過しようという愛車の新たな一面を感じられたという点では、このタイミングで良かったのかもしれません。

あらためて「S2000っていいクルマだなぁ」と思いつつ、帰りはあまりにも運転が楽しくて鈴鹿→東京をノンストップで走ってきました。

(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)

HCMスポーツガレージ
https://www.hcm-sportsgarage.com