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北米におけるホンダの躍進を支えた、シボレー・トラックが復活!

いまやホンダにとって第2のホームといってもいい北米マーケットだが、ホンダがアメリカへ初めて進出したのは1959年のこと。ホンダ初の4輪自動車であるT360の発売が1963年だから、アメリカ初進出時はもちろん2輪メーカーとしてだった。

1959年に設立されたアメリカン・ホンダ・モーター。最初のオフィスは元・写真撮影スタジオという物件だったとか

アメリカン・ホンダ・モーター(AHM)は1959年に設立。当時のオフィスはロサンゼルスのダウンタウンに近いウェスト・ピコ通り沿いで、8名の従業員でスタートしたという。販売商品はドリーム(250cc・350cc)とベンリイ(125cc)、そしてスーパーカブ(アメリカ名Honda 50)であり、それらのバイクを販売店へと運ぶために活躍していたのが、シボレー・アパッチのピックアップトラックだ。

オフホワイトの車体には、ホンダのウイングマークと赤いストライプ、そしてウェスト・ピコ通りの住所が描かれており、当時は10台のピックアップが活躍していたという。

今年2019年はアメリカン・ホンダ・モーターが創立されて60年目にあたり、創立60周年を記念して、当時のシボレー・アパッチがフルレストアを受けて「復活」した。

車体はシングルキャビンに8フィートの長さを持つベッドが組み合わせられ、トランスミッションはコラム式3速MT。シートはアメリカ車らしいベンチシートを採用する。エンジンは283cu.in.(約4.6リッター)のOHV V8で、最高出力は160HPだ。

レストアが終了して公開された写真には、荷台部分に1965年式ホンダ50(スーパーカブ)と1965年式CB160が積まれており、このシボレー・アパッチが活躍していた1960年代当時の姿が再現されている。

このトラックは2019年を通じて全米各所にて展示されるほか、毎年11月にラスベガスで開催されるSEMAショーにおいて、今年のホンダ・ブースに展示されるとのこと。

北米市場におけるホンダの成功において、大きなバイプレーヤーとなったシボレー・アパッチ。そのレストアプロジェクトに関わった人々を、本誌ホンダスタイルではぜひ紹介したいと考えているのでお楽しみに!

(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)