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【愛車日記】わかる人にはわかるマニアックモディファイ! グロスブラックペイントでフロントマスクを精悍に【NOC】

自動車大国と呼ばれるアメリカでは、毎週末のように大小さまざまなイベントやカーショーが行われています。そこでよく目にするのが、ディテーリングとかディテイラー(カーディテイラー)という言葉です。

クルマを美しく仕上げること、そして仕上げること請け負う人という意味で使われていますが、英語で記すと「Detailing」や「Car Detailer」となり、日本語で「細部」を意味するDetailがもとになっています。クルマを美しく仕上げるには、洗車したり磨いたりコーティングしたりと様々な手法がありますが、それらを部位や状態によって使い分けるまとめ役というか、プロデューサー的な役割がカーディテイラーといえるでしょう。

クルマを美しく仕上げることの総称に「細部」という言葉が用いられるのは、まさに美は細に宿るという言葉のとおり。ディテーリングには数々の手法がありますが、なかでも基本なのが「黒いところはしっかりと黒く」です。

わかりやすいところではタイヤのサイドウォールだったり、ホイールハウスの内側やモール類など。黒くあるべき箇所は黒々としているほうが、クルマは精悍さが際立って見えます。

樹脂素材のパーツは経年変化で白っぽくなってしまう

この写真だとちょっとわかりづらいけれど、フロントの樹脂素材パーツは全体的に白っぽくなっていました

僕がN-ONEオーナーズカップ(NOC)に参戦しているN-ONE Modulo Xは、2015年式の初期モデル。ふだんは青空駐車だし、また日常のアシに使用していることもあって外観は年式相応の「中古車感」が滲み出ています。とくに目立っているのが樹脂部分の変色(退色というべきかも)です。

N-ONE Modulo Xは専用のフロントグリルやエアロバンパーが与えられていますが、それらは基本的に樹脂素材の無塗装仕上げ。新車時は半ツヤ状態がカッコ良かったのですが、現在は完全なツヤ無しマット状態になってしまいました。

そこで今回、「Modulo X 10周年記念モーニングクルーズ」に参加することもあってプチお色直しを決行! ディティーリングのキホンでもある「黒いところはしっかりと黒く」を実現するため、埼玉県所沢市の『匠ボディワークス』にて塗装作業をお願いしました。

作業のためフロントバンパーが外された愛車。フロントバンパービームはModulo Xならではの特徴

N-ONE Modulo Xのフロントグリルは、Hエンブレム周辺のアッパーグリルと、フロントバンパー部と一体になったロアグリルの二分割形状となっており、ロアグリルについてはメッシュ部分が脱着できます。そのため今回は、アッパーグリル/ロアグリル(メッシュ部分)/ロアグリル(フロントバンパー内側)という3つのパーツを塗っていくことになります。

アッパーグリル部では、まずエンブレムほかメッキパーツを取り外します。そしてメッシュ部分をぐるりと囲んでいるグリルフレームに下地処理をしていきます。このグリルフレーム部分は表面が梨地になっているため、サフェーサーを吹いてからペーパーで表面を滑らかに整えます。

そしてロアグリル部も同様に、フレーム部分の表面を整えていきます。こちらはフロントバンパーと一体式になっているため、マスキング作業も大変! しかしながら、この下地処理が仕上がりの美しさを左右するため、職人集団は一切の妥協をすることなく作業を進めていきます。本当にありがとうございます。

梨地部分の表面をツルツルにしたあとは、メッシュ部分を含めた全体を塗装準備。そのあとにグロスブラックで塗装していきます。グロスブラックにも数々の種類がありますが、今回はヘッドライト周辺のアッパーグリルと色味を合わせたブラックを選択しました。

塗装を終えて乾燥させたら、いよいよグリルやバンパーを組み込んでいきます。当然ながら誰もが一目でわかる大きな変化とはいきませんが、オーナーなら確実に気づくくらいの違いがあります。

マットなグリルもスポーティでいいですが、艶やかさが加わると高級感がアップしたように思えます。まさに「美は細部に宿る」という言葉のとおりで、非常に満足度の高い仕上がりになりました!

精悍さがグッとアップしたフロントマスク。Hエンブレムは新品パーツに交換しました

迎えた「Modulo X 10周年記念モーニングクルーズ」当日、集まったModulo Xシリーズは約50台。駐車スペースは車種ごとに分けられており、N-ONE Modulo Xは全7台が集合しました。

当然ながら(!?)、グリル部分がグロスブラックに塗装された車両は僕の1台のみ。おそらくほかのModulo Xオーナーには気づいてもらえなかったと思いますが、同じN-ONE Modulo Xオーナーからは「おや?」と思ってもらえたようで、愛車のモディファイ談義に花が咲きました。

こういう点が、同型車のオーナーで集まるオフ会やミーティングの楽しいところ。今回はグリルまわりだけを塗装しましたが、今後はフロントバンパー左右のカナード状のパーツや、A/Bピラー、ドアミラー台座などをペイントしてみようかな?

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎) 

匠ボディワークス
http://takumi-bodyworks.com